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side:Ryosuke
※嘔吐シーン含
涼介「イントロはカメラこっちからで。移動しながら撮る感じで、Aメロくらいから…」
慧「あ、それいいね、カッコいいじゃん。」
カメラマンさんに細かく指示を出すと、その度に期待以上に良く撮ってくれる。
これならかなり完成度の高いものが出来上がりそうだ。
何回か修正をしながら固めていって、あと2、3回で終えようかという頃。
涼介「…っ、た…」
治まってきていた頭痛がぶり返してきて、演出のライトや反射した明かりが眩しくてチカチカする。
慧「…大丈夫じゃないでしょ、休憩しよ？」
涼介「…ん…、」
せっかく再開したのに、結局すぐに中断してしまった。
何でこんな時に限って体調崩すんだろ…
悔しくて仕方ないけど、それ以上に頭の痛さが酷くて余計な事を考える暇すらない。
舞台袖の暗いところにパイプ椅子を出してくれて、隣の伊野尾ちゃんの肩にもたれ掛かった。
涼介「…っ、」
まずい、吐く…。
慌てて近くのトイレへ駆け込むと、鍵もかけずに個室へ入って込み上げてきた物を吐き出した。
涼介「うっ…おえっ…泣」
いつの間にか伊野尾ちゃんが後ろに居て、背中を摩ってくれている。
涼介「っはぁ…、」
慧「…やっぱり今日はもう終わりにしよ、山田もこれ以上身体持たないでしょ。」
涼介「…っやだ、やる…、」
慧「こんなに頭痛いのに無理することないって。本番は明日だよ？」
涼介「でも…！っ…」
いきなり大きな声を出したからか、痛みが酷くなって思わず目を閉じる。
慧「大きい声出さないの、目閉じて深呼吸して？…んー、どうすっかなぁ…。」
涼介「…薬、欲しい…。」
慧「薬？あー…まぁさっき飲んでからある程度時間は経ってるしね。同じやつだけどもう2錠くらいなら…」
涼介「…ちが、…もっと早く治るのがいい…、」
慧「え？」
伊野尾ちゃんがくれようとしてるのは飲み薬で、それは効き目が出てくるまで時間が掛かる。
そんなに強い薬でもなくて、身体への負担が少ない分効果も弱い。
…でも今日はあまり時間がないし、痛みも酷い。
このしつこい頭痛のせいでリハーサルが中止になるくらいなら…
涼介「…注射でいい、…がんばるから…っ泣」
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ふ ゆ。(プロフ) - くるさぼさん» Dr.伊野尾くん了解です〜！沢山のリクエスト頂いておりまして確実なお約束は出来ないのですが、参考にさせて頂きます^ ^ (2020年6月10日 22時) (
レス) id: 32b3248ec1 (このIDを非表示/違反報告)
くるさぼ(プロフ) - 医者は伊野尾くんでお願いします (2020年6月9日 19時) (レス) id: a9f01a33e9 (このIDを非表示/違反報告)
ふ ゆ。(プロフ) - くるさぼさん» リクエストありがとうございます〜！Pt.光くん、サポート薮くんで大丈夫でしたかね？お医者さんでご希望のメンバー居ましたら教えてください^ ^ (2020年6月8日 22時) (レス) id: 32b3248ec1 (このIDを非表示/違反報告)
くるさぼ(プロフ) - パニックおこした光くんが医者の薮くんに支えてもらいながら採血をするのがみたいです。 これからも自分のペースで頑張って下さい。応援してます (2020年6月8日 22時) (レス) id: a9f01a33e9 (このIDを非表示/違反報告)
くるさぼ(プロフ) - Twitterしてないので、こちらでリクエストさせて頂きます。光くんが貧血の症状が酷くて、倒れてしまいます。それで、検査をする為に採血を行おうとするが、過去に無理矢理やられた事がトラウマがあり、その事思い出してパニックを起こしてしまいます。 (2020年6月8日 22時) (レス) id: a9f01a33e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふ ゆ 。 | 作成日時：2020年5月24日 21時
