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side:Ryosuke
ステージに立つと、不思議と具合の悪さは忘れるもので。途中何度かメンバーが助けてくれたお陰もあって、順調に進んでいった。
最後に覚えてるのは銀テープが舞う中のファンの子の楽しそうな顔。それを見て嬉しそうに笑ってるメンバーの顔。
名残惜しい気持ちでステージから捌けた後の記憶は曖昧で、目を開けるとベッドの上だった。
涼介「…んっ…、」
光「お、起きた。まだ動かないでね、」
状況を理解するのには少し時間が掛かって辺りを見渡すと、どうやらここは医務室でメンバーの姿は伊野ちゃんと光くんしか見えない。
涼介「…みんなは…？俺、ちゃんと最後まで…」
慧「立ってたよ、大丈夫。こんだけ高い熱出してるとは思えないくらいね。」
光「本当だよ、意地というか何というか…苦笑 とにかくもう終わったんだからちゃんと身体を休めなきゃ駄目。相当疲れてると思うよ？」
そう言われるけど、正直ピンと来てなくて頭もぼーっとする。熱はあったけど…そんなにしんどくない。
慧「まだ興奮状態だからね、アドレナリンも出てるし辛さも感じづらいの。でも限界なんてとっくに超えてるんだよ、ほら。」
伊野ちゃんが見せてくれた体温計にはがっつり39度を超える数字が表示されてて、驚きと共に忘れていた怠さが襲ってきた。
光「そのままでいいから聴診させてね、服捲るよ。」
涼介「…っやだ…、」
慧「やだって…笑 かなりしんどいでしょ？ちゃんと光に診てもらお。」
力が入らない状態での抵抗なんて意味はなくて、あっさり手を剥がされて着ていたシャツを捲られる。
光「ゆっくり息してー……こら、止めない。いつまでも終わらないよ？」
涼介「やなの…っ泣」
頭がガンガンするし暑くて息も苦しい。いつもなら我慢できるけど聴診器を当てられるのすら嫌で堪らなくて、手を止めようと邪魔をしちゃう。
侑李「…あれ、まだ聴診終わってないの？ダメじゃん2人のこと困らせちゃ〜。着いててあげるから頑張ろ、」
知念…？いつの間に…。
急にカーテンを開けて入ってきた知念に動揺を隠せなくて、気を抜いた隙を突いて聴診器が滑り込まれる。
侑李「深呼吸して？……そうそう。なんだ、出来るじゃん。」
何となく知念の前では聴診ぐらいで嫌がってる姿は見せたくなくて、言われた通りにしてしまう。
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ふ ゆ。(プロフ) - くるさぼさん» Dr.伊野尾くん了解です〜！沢山のリクエスト頂いておりまして確実なお約束は出来ないのですが、参考にさせて頂きます^ ^ (2020年6月10日 22時) (
レス) id: 32b3248ec1 (このIDを非表示/違反報告)
くるさぼ(プロフ) - 医者は伊野尾くんでお願いします (2020年6月9日 19時) (レス) id: a9f01a33e9 (このIDを非表示/違反報告)
ふ ゆ。(プロフ) - くるさぼさん» リクエストありがとうございます〜！Pt.光くん、サポート薮くんで大丈夫でしたかね？お医者さんでご希望のメンバー居ましたら教えてください^ ^ (2020年6月8日 22時) (レス) id: 32b3248ec1 (このIDを非表示/違反報告)
くるさぼ(プロフ) - パニックおこした光くんが医者の薮くんに支えてもらいながら採血をするのがみたいです。 これからも自分のペースで頑張って下さい。応援してます (2020年6月8日 22時) (レス) id: a9f01a33e9 (このIDを非表示/違反報告)
くるさぼ(プロフ) - Twitterしてないので、こちらでリクエストさせて頂きます。光くんが貧血の症状が酷くて、倒れてしまいます。それで、検査をする為に採血を行おうとするが、過去に無理矢理やられた事がトラウマがあり、その事思い出してパニックを起こしてしまいます。 (2020年6月8日 22時) (レス) id: a9f01a33e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふ ゆ 。 | 作成日時：2020年5月24日 21時
