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side:Yuya
大貴「…いのちゃーん…？」
慧「……んー…」
雄也「そろそろ薬効いてきたかな、始めよっか。」
目も殆ど閉じているし、反応もかなり鈍くなってきたのを見計らって一応声を掛けながらカメラを進めていく。
雄也「…苦しくない？今もう1番しんどいところ通っちゃったからねー。」
モニターを見ながら原因を探していると、一部かなり荒れているところがある。
雄也「あー…これは…」
大貴「…えっ、伊野ちゃんこんなの我慢してたの…？」
雄也「いや、相当痛かったと思うよ。もうちょっと早く教えてくれたらここまで酷くならなかったんだけどね、伊野尾くんも我慢強いというか…苦笑」
5分程で検査を終えて、まだ眠っている伊野尾くんをベッドで休ませながら電子カルテに記入する。
慧「んっ…、」
雄也「あ、起きた？まだふわふわしてるでしょ、横になったままでいいよ。」
とろんと眠そうな目をした伊野尾くんの側へ椅子を寄せて、検査結果のデータを見せる。
雄也「…これ。見たら分かるよね？かなり荒れてて胃潰瘍の一歩手前、痛み止めも結構飲んだでしょ。飲み過ぎると副作用だって…」
大貴「…ちょっと、」
慧「……、」
心配する気持ちから次々と責め立てるような言葉が出て来たけど、ふと黙ったままの伊野尾くんの顔を見て一瞬口を噤む。
…しまった、と思った。
今の伊野尾くんには論理的な説明よりもケアが必要なのに…。
傷付けないように頭の中を整理して、ゆっくり喋り始める。
雄也「…ごめん、責めてる訳じゃなくてさ。もちろん仕事優先するのも分かるし、忙しいのも理解はしてるけど。…でも身体も大事にしよう？」
慧「…うん…、」
雄也「飲み薬も出すけど、必要に応じて点滴療法も入れてくから。痛みが酷い日とかあったらすぐ連絡して？」
…って訳で、飲み薬を処方してその日は一旦仕事に向かったんだけど。
我慢するのが癖になってるのか、痛くてもなかなか教えてくれなくて。
伊野尾くんの行動や表情に周りのメンバーが敏感になってたお陰で、少し様子がおかしい日はすぐに気付いて逐一教えてくれたから助かったよ。笑
雄也「…無理しないでって言ってんだけどなぁ？」
調子が悪いのがばれるとバツが悪そうな顔をしながらも何回か点滴をして、段々回復していったみたい。
普段滅多に弱みを見せないからね、たまには甘えてくれても良いんだけど。
もう我慢しすぎないでね？
fin.
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ふ ゆ。(プロフ) - くるさぼさん» Dr.伊野尾くん了解です〜！沢山のリクエスト頂いておりまして確実なお約束は出来ないのですが、参考にさせて頂きます^ ^ (2020年6月10日 22時) (
レス) id: 32b3248ec1 (このIDを非表示/違反報告)
くるさぼ(プロフ) - 医者は伊野尾くんでお願いします (2020年6月9日 19時) (レス) id: a9f01a33e9 (このIDを非表示/違反報告)
ふ ゆ。(プロフ) - くるさぼさん» リクエストありがとうございます〜！Pt.光くん、サポート薮くんで大丈夫でしたかね？お医者さんでご希望のメンバー居ましたら教えてください^ ^ (2020年6月8日 22時) (レス) id: 32b3248ec1 (このIDを非表示/違反報告)
くるさぼ(プロフ) - パニックおこした光くんが医者の薮くんに支えてもらいながら採血をするのがみたいです。 これからも自分のペースで頑張って下さい。応援してます (2020年6月8日 22時) (レス) id: a9f01a33e9 (このIDを非表示/違反報告)
くるさぼ(プロフ) - Twitterしてないので、こちらでリクエストさせて頂きます。光くんが貧血の症状が酷くて、倒れてしまいます。それで、検査をする為に採血を行おうとするが、過去に無理矢理やられた事がトラウマがあり、その事思い出してパニックを起こしてしまいます。 (2020年6月8日 22時) (レス) id: a9f01a33e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふ ゆ 。 | 作成日時：2020年5月24日 21時
