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side:Yuya
朝。午後から始まる伊野尾くんの仕事よりかなり余裕を持ったスケジュールを組んで、病院へ来る時間も伝えていた。
…けど。やっぱり予想通り時間になっても現れなくて、有岡くんに迎えに行ってもらうよう頼むと案外あっさりと来てくれた。
診察も採血も特に嫌がる様子も無く、スムーズに進んでいったんだけど…
検査の前処置になって初めて「待って」と言ってくれて、正直少しホッとした。
普段からあんまり治療や検査に対して我儘も抵抗もしないから、我慢してるんじゃないかって心配だったんだよね。
俺よりも有岡くんの方が適任かな、と思って少し離れたところで作業していると、2人が小さな会話が聞こえてくる。
…やっぱり怖かったんだ。迷惑掛けるとか思って言い出さないんだろうけど…。
それでも有岡くんと話して不安を吐き出したからすっきりしたのか、思っていたより早く前処置に取り掛かれた。
あとはいよいよ検査して終わり…と思ったんだけど、準備のために席を立つと有岡くんに何やら考えがあるみたいで手招きされる。
大貴「…あのさ、ちょっと相談なんだけど。」
雄也「ん？」
大貴「…鎮静剤って使う量増やせたりする？」
雄也「いや…まぁある程度なら。…でも何で？」
出来れば身体に負担をあまり掛けないためにも鎮静剤は少量に留めておきたいけど…
場合によっては体質や精神面を考えて増やせないこともない。
大貴「なるべく使わない方が良いのは分かってるけどさ。…多分ね、俺らが思ってるより不安だと思うんだよね。言わないだけで。」
側で話を聞いていたからこそ分かるんだろう。
表情や仕草、手から伝わってくる体温で伊野尾くんの不安を読み取った有岡くんがそう言うならきっと本当なんだと思う。
雄也「うーん…多少次のスケジュールに余裕持って組んだしね、終わった後に1時間くらい休めるなら増やそっか。」
流石に仕事に影響が出ると困るから量は調節しなきゃいけないけど、苦痛は大分減るはず。
麻酔に必要な薬と鎮静剤の点滴を持って伊野尾くんの元へ戻ると、一瞬不安そうな目で見たけど「遅いよ、笑」と笑って見せた。
…こんな時くらい無理しなくていいのに、、。
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ふ ゆ。(プロフ) - くるさぼさん» Dr.伊野尾くん了解です〜！沢山のリクエスト頂いておりまして確実なお約束は出来ないのですが、参考にさせて頂きます^ ^ (2020年6月10日 22時) (
レス) id: 32b3248ec1 (このIDを非表示/違反報告)
くるさぼ(プロフ) - 医者は伊野尾くんでお願いします (2020年6月9日 19時) (レス) id: a9f01a33e9 (このIDを非表示/違反報告)
ふ ゆ。(プロフ) - くるさぼさん» リクエストありがとうございます〜！Pt.光くん、サポート薮くんで大丈夫でしたかね？お医者さんでご希望のメンバー居ましたら教えてください^ ^ (2020年6月8日 22時) (レス) id: 32b3248ec1 (このIDを非表示/違反報告)
くるさぼ(プロフ) - パニックおこした光くんが医者の薮くんに支えてもらいながら採血をするのがみたいです。 これからも自分のペースで頑張って下さい。応援してます (2020年6月8日 22時) (レス) id: a9f01a33e9 (このIDを非表示/違反報告)
くるさぼ(プロフ) - Twitterしてないので、こちらでリクエストさせて頂きます。光くんが貧血の症状が酷くて、倒れてしまいます。それで、検査をする為に採血を行おうとするが、過去に無理矢理やられた事がトラウマがあり、その事思い出してパニックを起こしてしまいます。 (2020年6月8日 22時) (レス) id: a9f01a33e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふ ゆ 。 | 作成日時：2020年5月24日 21時
