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017 . HS ページ19

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ドキッ。また鳴った。これなんだ。

SORAちゃんの笑顔見たらドキってなる

『作業室ね誰もいれたことないんだー。見られるの恥ずかしいし、なんかみられたくないじゃん?レコーディング室も数人だけ』

と言いながらSORAちゃんはシューズを履き替えていた

「そ、そうなんだ」

とさっきドキってなったのをなにも考えないように、練習室を見渡した。壁は後ろも前も横も鏡で、その上にはSORAちゃんのポスターばっかりだった。しかもでっかい。美しすぎるし衣装が…目のやり場に困るやつ…(笑)

ポスターを見てることに気づいたのか

『あれね、恥ずかしいからやめてって言ってるのにねソヒが聞かなくて…(笑)外してもらいたいわ〜あはは』

と照れたように笑った

『あの、ホシくんSEVENTEENね、あまりよく知らないんだ。ごめんね。だけど歌とかダンスは何回かみたことあるよ!いい歌ばっかりだしダンスすごく揃っててかっこいいよね。これから知っていくね』

「ううん、大丈夫だよ、IU先輩もSORAちゃんは世間知らずって言ってたし(笑)これから知ってくれると嬉しい!!」

『ふふふ、りょうかい』

そういえば…この間のこと聞いていいのかな…

「あ、あのさ、SORAちゃん…この間のことなんだけど、えっと、その…大丈夫?ただなんか初めてには見えなくて、マネージャーさんたちの対応も慣れてたみたいだし…」

この間のって言った時にSORAちゃんのの肩がビクってなった

『あー大丈夫だよ。わたし喘息持ちなの
あの時は本当にありがとうね。助かりました』

「そうなんだ!無理しないでね!なんかあったら僕も頼って!」

『ふふふ、ありがとうホシくん』

と少し元気なさそうにだけど余裕そうに笑うSORAちゃんをなぜか俺は守りたい。この笑顔を守りたい。そう思った。

俺、SORAちゃんのことが好きだ。尊敬してた1人だったけど、関わって初めて笑顔を見た瞬間からすでにSORAちゃんに落ちてたんだ。

「SORAちゃん連絡先交換しよ!」

『うん、いいよ』

そういうとソファの上に置いてあった携帯をとって俺の前に出した。俺も鞄の中から、携帯を取り出した。

『わたしの番号言うね』

番号を打ちそれにかけると、こがホシくんね!登録しとくね
そう言った。

番号を交換してカカオトークにSORAちゃんが入ってきた


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作者名:キキ | 作成日時:2019年4月16日 21時

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