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♯42 壊したくない ページ42

NOside




あれからAは意識するようになった。




同じことはしないように


後から来た自分が友情を壊さないように




と。


ある時は





さとみ「A!ゲームしよー。」




『はい!……あ……莉犬さんもどうですか?』




莉犬「えー俺ゲーム下手だけどいい?」





と、ゲームに誘われても二人ではやろうとしなかったり。


またある時は





莉犬「A、今から料理するけど一緒にやんない?」




『やりたいです!……じゃあ、さとみさん呼んできますね。』




莉犬「え?あーうん。」





と、料理する時も3人でやろうとしたり。




今の仲を壊したくないという一心だった。




そしてあれからオドオドすることも多くなった。



さとみと莉犬はさすがに不思議に思った。



二人が心配でAに聞いても答えることはなかった。



ただ3人でいることが好きだと言う事しか口にしなかった。



でもそれは二人の恋のバトルに火を付けるだけだった。

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作者名:。。。くるみ。。。 | 作成日時:2021年6月21日 17時

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