検索窓
今日:10 hit、昨日:3 hit、合計:27,498 hit

♯40 気になっていたこと ページ40

Aside



髪や体の濡れた部分をさとみさんのタオルで拭いた。



少し怒ってるようだったけど、私を心配してのことだった。




さとみ「……莉犬もそうなんだよな。」




私を見てふっと笑った。



そんな私をみてさとみさんは、前に莉犬にも同じこと言ったなって、と懐かしそうに寂しそうに言った。




『あ、そういえば!さとみさんと莉犬さんってなんで一緒に暮らしているんですか?』




兄弟でもないのになんで一緒に暮らしているのか気になっていた。



でも返ってきたのは意外な答えで




さとみ「あー、偶然?」




と、私が思ってるよりずっと軽かった。




『え?偶然?』




あまりにも意外すぎて聞き返してしまった。



するとさとみさんは理由を詳しく話してくれた。




さとみさんはすとぷりとして活動しようと考えていたとき引っ越そうと思っていた。


だけどあまりお金がなかったさとみさんはネットで誰か暮らせる人がいるか聞いたとき手を上げたのが莉犬さんだった。




と、いう話だった。




さとみ「その後に、莉犬がすとぷりのメンバーだったことに気づいてお互いにびっくりしてさ。

それでもすとぷりとして活動する前から仲が良かったから、安心したな……。」




懐かしそうに言った。



ずっと気になっていたことが分かり、すっきりした反面、新しいモヤモヤが出てきた。





私が来たことで二人の友情を邪魔していないか





過去の記憶と重なった。

♯41 3は割りきれない→←♯39 びしょ濡れ



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.1/10 (50 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
80人がお気に入り
設定タグ:すとぷり , さとみ , 莉犬   
作品ジャンル:その他
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:。。。くるみ。。。 | 作成日時:2021年6月21日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。