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♯29 男の人 ページ29
さとみside
莉犬「……とちゃん、さとちゃん……ってもう……さとみ!」
パソコン作業が終わり、深い眠りにつこうとしていると莉犬が呼ぶ声が聞こえた。
さとみ「……んだよ。おばけなんていねぇから……。」
莉犬が俺を“さとちゃん”と呼ぶときはいつもおばけがなんかって騒いでいる。
だから適当に慰めようとして流した。
そして正直眠かった。
莉犬「は?違うし!Aが……」
さとみ「Aがどうした!?」
莉犬「Aが、男の人と電話してる……!」
さとみは俺の耳元でこう言った。
さとみ「え?」
莉犬の言葉に思考が停止した。
話を聞くとAはスピーカーで電話していたらしく、声からして男の人で、しかもかなり仲が良さそうだったらしい。
さとみ「よし、見に行くぞ。」
莉犬「え…???あ、ちょっと!」
俺は居ても立っても居られなくなり、Aの部屋に行ってみることにした。
そして盗み聞きなんていいことではないけどそっとドアに耳を近づけた。
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作者名:。。。くるみ。。。 | 作成日時:2021年6月21日 17時