19─ふたりのヤキモチ ページ21
※ラブ展開要注意※
-二口・赤葦side-
2人は薄暗い廊下を走る。
「ってかさー」
ふと、二口がそう呟く。
「研磨ってAのこと好きっぽくね?」
「は?いきなり何言ってるの二口」
「だってさ、さっきAに連れてきてもらって嬉しそうだったしよー、このグループ分けだってさ、Aと2人で行けるように分けたんじゃねーの?」
「いや、それは考え過ぎじゃない?────
自分がAのこと好きだからって」
赤葦にそう言われ、二口はぐっと詰まる。
「──好きだから」
「何?」
「好きだから、気になるんだよ。Aのことが、さ。───ってか赤葦はどーなんだよ、席替えして一目惚れしたーとかなんとか言ってたろ?」
そう、今Aの隣の席に座っているのは赤葦である。
「うん、言ったよ。ただ俺はお前とは違って密かに燃やすタイプだから」
「なんだよそれ…」
「お前がヤキモチ妬いてるうちに俺が奪っちゃうかもね。覚悟しときなよ」
「……うっせーな、わーってるよ」
「ほら、喋ってるうちにもう着いたよ、俺AとB見てくるから。二口CとD頼むよ」
「……分かった」
そうして2人は別々の方向へ走り出した。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
《数分後》
「あかーしー!誰か居たかー!?」
「いや、誰も起きてなかった」
「そーか……じゃああとの4人はみんな3年生…ってことか」
「そうなるね、取り敢えずもどろう」
「おっけ」
そうして2人は、通ってきた廊下をまた、走る。
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キャラの呼び方や口調で、ここ違う!ってところがあったら教えてください!修正します!
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はるにゃん(プロフ) - ありがとうございます!お互い頑張りましょうね!! (2016年9月1日 17時) (携帯から) (レス) id: 9ff5a21b92 (このIDを非表示/違反報告)
ロカ - はるにゃんさん» いやいやそんなことないですってー!私もはるにゃんさんの小説の続き、とっても気になります!お互いに頑張りましょうね(o^−^o) (2016年9月1日 7時) (レス) id: 92a6e1e38f (このIDを非表示/違反報告)
はるにゃん(プロフ) - いや、私の小説はだいたい深夜テンションで書いているので、文才のかけらすらみあたりませんよ〜wwロカさんの小説、すごく続き気になります!頑張ってください! (2016年9月1日 6時) (携帯から) (レス) id: 9ff5a21b92 (このIDを非表示/違反報告)
ロカ - はるにゃんさん» いえいえ、とんでもないです!はるにゃんさんの作品も読ませていただきましたが、私なんかとは比べ物にならないくらい…素晴らしかったですよー!! 恋愛要素は入れていきたいと思ってます♪ (2016年9月1日 0時) (レス) id: 991736d4a1 (このIDを非表示/違反報告)
はるにゃん(プロフ) - そう言えば、この作品って、恋愛要素とかいれるんですか?なんか気になっちゃって...私も魔法パロ書いてるんですけど、こんなに上手くかけないです...ロカさんくらいの文才が欲しいです... (2016年8月31日 21時) (レス) id: 384d10ac20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴ の | 作成日時:2016年8月29日 19時