CANDY MY LOVE～青春のラブストーリー～ (ページ8)

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5,渋谷ページ8

あれは、去年やったな。学園祭の実行委員で俺と安子が同じ係になってん。
赤「安子ちゃん、準備室からコード持ってきてやー」
安「はーい」
ええこやなって思った。音楽の話とかもよく合うし、二人で居たら楽しかった。でも、俺は恋したとかそういう訳とちゃうかったんや。ただ、普通の友達っていうぐらい。で、ある日たまたま一緒に帰っててん。
安「すばる君は好きな子おるん？」
赤「いや、おらんよ別に。興味もないし」
安「...そうなんや」
赤「おまえは...安「うちな」

「すばる君好きやで。ちゃんと異性として。」
っていって。
キスされたんや。俺よりちっこい身長で、でも背伸びして。
赤「...お、おま...」
安「ちゃんと答えだせるように、ちゃんと考えてきて」
って。

それから一生懸命考えて。
...でOKして。
安「ほんまに！？ええの！」
あいつは喜んでた。ほんまに俺の事好きなんやなって分かるぐらい。

でも、今年の初詣ぐらいからやな。何かが変わったんや。
まずは、あいつの感じが
赤「なあ、今度いつ遊びに行けるん？」
安「...いつやろうねぇ」

もう一つは...
あいつの友達から言われたんや
ーちゃんと安子のこと知ってるん？－
ー最近別の学校の男と歩いとったんやでー
...浮気してたんや。あいつから告っといて。

せやから、俺からふった。「ごめん。もうアカン」って
それが今年のバレンタインの日や。