もう少しそばにいて別オチ (ページ3)

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『＿＿＿＿＿＿緊急患者 1名、性別男性、名前は』

｢深澤辰哉です！！！あのっ…｣

『大丈夫ですから、落ち着いてください』

｢でも…！！｣

救急車で運ばれて行く中、
たつくんの血で服が滲んでいくのがよく分かる。

やだ、やだ！！

なんであんな所にいたかも分からないし、
急に目の前飛び出してきたかと思ったら訳分からない女に刺されるし

あの女だ、目黒くんのストーカー。

｢たつやく…っ、や…っ！やだ！！｣

『落ち着いてください！触らないで！』

何が起こったのかわからなくて
涙もまだ出てない。

手術室に運ばれてく姿をただ追いかけるのやめて見てるだけ。

………大丈夫、だよね。

死なないよね…？

手術室の明かりが着いた途端急に不安になってきて、

どうしよう、どうしよう私のせいで死んじゃったらどうしたら…っ

渡｢A！！｣

｢翔太くっ…｣

翔太くんと佐久間くんを見た瞬間、今更溢れる涙。

渡｢ふっかは！？｣

｢今手術室で…っ｣

渡｢なんでこんなことなったんだよ！！｣

佐｢落ち着けよ翔太！！｣

佐久間くんが翔太くんをなだめて、翔太くんも少し落ち着いたみたい。

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