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佐｢……おれ、ふっかからあんまり詳しいこと聞いてないんだけどさ、でも…毎日飯もほぼ食わねーし口癖のようにAちゃんの名前言ってるし、…会いたいしか言わないんだよ｣
カエ｢だから何？2号が会いたくても｣
佐｢(2号…？)｣
カエ｢Aが会いたくないって言ってんだから会う権利なくね？｣
佐｢…でも、ふっかが会いたいってずっと言ってるんですよ｣
知らないよそんなことって顔で佐久間くんを見るカエ。
佐｢Aちゃん、俺は確かにふっかの味方だけど、Aちゃんがまだふっかの事好きだとしたら会ってあげてほしい｣
カエが私の手と佐久間くんの手を掴んで引き剥がした。
カエ｢とにかく、会いたくなったらこっちから行くから余計なことしないで｣
佐｢俺ふっかのとこ行ってくれるって信じてるから！！！！｣
佐久間くんが見えなくなる。
カエの足は止まんなくて、でも…カエに救われたな。
｢……ごめん｣
カエ｢んーん、次会ったら北斗連れて行こ。北斗の圧だったら追い返してくれるよ｣
｢……ありがとう｣
何も言えなかった。
ご飯もまともに食べてない、って。
元々少食のくせに。
なんで私のせいで食べないのよ。
死んじゃうよ。
カエ｢気になんだね｣
｢……うん｣
カエ｢いいと思うよ、Aのしたいようにすれば。会いたいと思うなら会いに行ったらいいし、会いたくないなら今はまだ会わなきゃいいんだよ。いちいち他人に合わせてられっかってな｣
カエは車に乗るまで私の手を離さないでいてくれた。
佐久間くんがあれだけ必死に走ってきてくれたように、きっとたつやくんも本気で私の事探してるんだと思う。
…たつやくんは、今何を思ってわたしを探してる…？
｢…間違ってたのかな、家を出たこと｣
カエ｢なんで？｣
｢だって、私がいなくなったことでたつやくんが苦しんでるんでしょ？｣
カエ｢Aだって一緒だよ。あの家で苦しんでたんだから出てきたんでしょ。Aの選んだ道は何も間違ってないよ｣
目黒くんに始まって
朱里さんといい、カエといい
私にはどれだけの味方がいてくれるんだろうな。
この解消されないモヤモヤも、
何もかもがたつやくんのとこへ戻ったところで消えるのだろうか。
カエ｢ま、分かんないなら会って確かめるのも一つの手だと思うけどね〜｣
……会って確かめる、か。
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たぁゆぅ(プロフ) - みなみさん» はじめまして、コメントありがとうございます(*´∀｀)そう言っていただけて凄く嬉しいです(；＿；)こんな作品でよければぜひいくらでも真似してください！！！！そう言って貰えるような作品に仕上げることが出来てうれしいです(；＿；) (2021年1月15日 20時) (
レス) id: 226358b0ec (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - 初めまして!!こんなにスラスラと読める小説は初めてです!!もう最終回っ？って感じであっという間でした!!主さんの小説を少し参考にさせていただきたいんですけど、大丈夫ですか？ダメだった大丈夫です！ (2021年1月15日 18時) (レス) id: dfb9821b45 (このIDを非表示/違反報告)
たぁゆぅ(プロフ) - モモチさん» わわ！ありがとうございます(；＿；)感情移入して頂けるような作品と言っていただけて嬉しいです(≧▽≦)ありがとうございます(*´∀｀)これからもよろしくお願いします！！(≧▽≦) (2020年5月9日 9時) (レス) id: ae0830611b (このIDを非表示/違反報告)
モモチ - 今まで読んだ作品の中で一番好きです。感情移入しすぎて苦しくなったのは初めてです(笑)一生分くらいの小説書いて欲しいくらい好きなので更新頑張ってください！楽しみにしています！ (2020年5月8日 14時) (レス) id: 45dd5023bb (このIDを非表示/違反報告)
たぁゆぅ(プロフ) - みんとさん» いつもご愛読ありがとうございます(≧▽≦)わわ！ポスターのたつやくんごめんなさい！！！！(焦)これからもよろしくお願いします(o^^o) (2020年5月7日 22時) (レス) id: ae0830611b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たぁゆぅ
| 作成日時：2020年5月4日 16時
