雪男組

29 ページ38

〈yellow side〉


あれから約5年、、、。





先生の事件は無事解決し、俺も佐久間も変わらず仕事ばかりの毎日を送っている。


他のメンバーも前と変わらない日々を送っているらしい。



しいて変わった事といえば、高校生だったラウールが大学生になったことと、ふっかと理花が結婚したってぐらい。




実は、今日は月イチの飲み会。
場所はもちろんアジトだった理花のお店のVIP室。



渡「あれからもう5年か。はやいなっ！」


舘「そうだね、月日が経つのは早いよ。本当…。」


ラ「5年前って、僕まだ高2だよ！？あーあ！戻りたーい！！でも、みんなとお酒飲めるようになって嬉しいけどね！！」


深「ホントにラウはいくつになってもかわいいなっ！」


理花「たつー？飲みすぎないでよね？」


深「もちろんですっ！あっ！理花が世界で1番可愛いよぉー？」


理花「ありがと。でも、ちょっと黙ろうか？」


そうやって、ふっかを冷たくあしらう理花。
本当は嬉しいくせに…(笑)


向「うわっ笑 ふっかさん、どんまいです笑」


目「でも･･･。長かったっすね。解決するまで…。」


阿「そうだねぇ〜？でも、解決出来て良かったよ。」


佐「先生、見ててくれてたかなぁ？」


佐久間は上を見あげてそう言う。


岩「絶対に見てるよ。先生は。」


俺は佐久間の肩に腕を置き、そう返した。

30→←28

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す