雪男組 (ページ26)

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仕事が終わり、俺がSNOWへ向かうともう由香が居た。

理花「いらっしゃーい♪あ！しょっぴー！！」

渡「よっ！もう来てたんだ。」

由「うん。」

そう言ってカクテルを1口飲む由香。

理花「珍しい組み合わせですねぇ～♪♪」

渡「たまたまうちの店で会って誘われただけだし……/// で、話ってなんなの？」

由「あのー、翔太くんってさ、10年前の事調べてるんだよね……？」

渡「えぇっ！？なんでそれ知ってんの！？」

真剣な顔で言う由香。
俺が事件の事を調べているのを知っているのは真衣と理花だけ。
ということは、教えたのは目の前にいるコイツか、、、？？

俺が理花の事を見ると、悪戯っぽく笑っていた！

渡「もしかして、こいつ？」

俺は理花に指を指して由香に聞く。

由「そう。」

由香は頷き、そう言った。

渡「お前なぁ～…。」

理花「ごめんごめん！由香の話聞いてさ、思わず話しちゃったんだよねー。」

まだ悪戯っぽく笑う理花。

渡「話？あっ！だから、その話を？？」

由「そう、本来なら理花ちゃんに呼んでもらう予定だったんだけど、今日せっかく翔太くんに会ったから話したくて…！」

渡「そっかそっか。じゃあ、その話聞かせてよ！」

由香は淡々と話し始めた。