雪男組 (ページ24)

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〈pink side〉

俺は仕事の合間を縫ってあの事件の証拠を調べ続けている。でも、全て先生のDNAと一致していて、犯人のDNAも過去のデータと同じだった。

今日も1人残って証拠を調べていると、いきなり激しい頭痛に襲われた。

佐「ゔっ…あ、、、あ"ぁ･･･。」

俺は床に崩れ落ち、倒れた。
そして、頭の中に幼い頃の虐待の場面が頭の中を駆け巡る。

佐「やだ…やだ…。ぐ…はぁ…ゔぅ…」

誰か、、、たすけて、、、。

髙「やっべー、忘れ物した～…。あれ？研究室誰か居んのかな…？電気ついてる…。おつかれさまでーす。って、、、佐久間くん？！どうしたんすか？！大丈夫っすか？？」

後輩の髙地が来てくれた。
髙地が来てくれて少し落ち着いた。

佐「こーち…。ごめん、ありがとう。いって…。」

髙「いえ、大丈夫ですけど…。残業っすか？」

佐「まぁ、うん。そうだね。」

髙地は椅子に座らせてくれた。

髙「でも、、、。最近のヤツじゃないっすよね…？」

佐「あ…。あのね？俺、、、。児童養護施設で育ってね、その施設の先生が殺されちゃって、その事件を調べてんの…。所長には秘密にしてくんない？お願いっ！！」

髙「そうなんですか、、、。わかりましたっ！誰にも言いません！！でも、無理しちゃダメですよ！」

佐「おう。ありがとっ！」

髙「じゃ、僕はこれで！」

佐「おつかれー！」

髙地は最初は驚いていたけれど、いつも通りの笑顔で接してくれた。

でも、なんで虐待のことなんて思い出したんだだろう。
やっぱり俺、無理して疲れていたのかなぁ、、、。
自分では全然わかんない(´・ω・｀)

でも、無理はダメだね！

よぉしっ！早く帰ってアニメ観よーっとぉ！