雪男組 (ページ14)

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〈blue side〉

渡「おつかれ～」

佐「あ！翔太、やっと来たぁ～。遅いよぉ～(笑)」

渡「ごめんごめん、今日、ラストまでだったからさ。」

舘「お疲れ様。」

俺がSNOWへ行くともうみんなが揃っていた。
全員お揃いの黒のスーツに身を包んで。

岩「よし、みんな揃ったな？点呼するよ？ショータ」

渡「はーい」

岩「リョウタ」

舘「はい。」

岩「さk…あ。ダイスケ…(照)」

佐「はーい！！」

岩「リョウヘイ」

阿「はい…な、なんか照れるね。これ。」

岩「めっちゃ違和感ある…(笑)はい、コージ！」

向「ほい！いつも通りやね！俺は」

岩「レン」

目「あい、、、めっちゃ恥ずいんだけど…(笑)」

岩「俺もだよ(笑) 次、ラウール！」

ラ「はーい♪」

岩「で、俺で全員かな？」

深「おいっ！俺呼ばれてねぇぞぉ！」

岩「え？誰ですか…？」

深「おいっ！嘘だろっ！がっつり正規メンバーだぞ！」

岩「えーと、、、ぬりかべ？」

深「ぬりかべじゃねぇっ！」

岩「ごめんごめんwタツヤ」

深「…はぁいっ( •̀ω•́ )✧」

と、点呼という名の茶番が終わり、ヒカルの顔が真剣な顔に変わった。

岩「じゃあ、第一回目の情報交換会を始めます。まず、俺から…。」

ヒカルは過去の事件ファイルに10年の事件が記録されていたことを話し、その内容をメモしたものをまとめた資料を俺たちに渡した。
そこには驚くべき事実が記録されていた。

深「嘘…だろ…？」

渡「ねぇ、ヒカル。これって本当のこと？」

俺は思わず聞き返してしまった。
だが、ヒカルは表情ひとつ変えずに「あぁ、本当だと思う」と一言。

照「見てもらった通り、先生の事件が捜査されたのは事件が起こってから1年ほどしたされていない。
つまり、9年間捜査されていないということだ。」

悔しかった。
ただただ悔しかった。
大好きな園長先生を失って、俺たちの心には深さは違えど傷を負った。
こんなの許したくない。

目「なんでだよっ…。約束っ…したのに。」

レンとコージの目からは涙が流れていた。

舘「レン…。悔しいね。大丈夫大丈夫。みんな同じ気持ちだよ？」

リョウタはレンとコージの背中を摩りながらそう言った。
でも、俺知ってるよ？
リョウタが1番悔しいんでしょ？
どうせ俺と2人っきりになったら感情をあらわにするんだから。
我慢なんてしなくてもいいのに。