俺とAぇ恋愛しよ？ (ページ9)

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おじさん離してページ9

お疲れ様でしたー！！と元気よくスタジオを飛び出して、急いで帰る準備をしていた。

もう昨日から楽しみで

正直グイグイ行き過ぎたなって反省してたけど、やっぱAちゃんは大人で優しくて。

でも無邪気やねんな、ノリもええし。ほんまに可愛いし。昨日もちょっと照れてるとことかたまらん可愛かっ..

小「佐野何にやにやしてんねん！笑」

あー、やばい。話長いおじさんきた。まじで早く巻かんかったらAちゃんとの時間が減る。それはいやや！

「今日は大事な日やから勘弁してください！」

小「え？あの人と？」

「そう！やからまた話聞いてください！」

小「えっ、俺も行く！」

「イヤイヤなんでなんすか！ほんまに初やから勘弁してください！」

散々いじられた後、家路へと急ぐ。車取りに行って、ほんで、、って家どこか聞いてへんことに気付き、電話をかけることにした。

『お疲れ様！生放送めっちゃギャグやってたな-笑』

「え？見てくれてたん？嬉しっ！てか見るならちゃんと大ウケしてる時がよかったわ！」

ほんまに嬉しい。まさか生放送見てくれるなんて。好きな人が見てくれるだけでこんなにも嬉しいもんなんや。

『佐野くん？』

「あ！今な？車乗ったとこで。お家どこですかー？って電話してん」

『えっ、佐野くん車乗れるんや。すごい』

聞くとAちゃんはペーパーらしくて、ずっと流石やなあなんて言ってくれてた。ほんまに可愛い人。

「えっ？てか結構近いやん。車で20分かからんし！いつでもお迎え行けますやん！」

『全然最寄りまで行くよ？』

「へ。会いに来てくれるん？」

『や、ちゃうくて！その毎回お迎えは申し訳ないから』

「ずっと会おうとしてくれてるやんかぁ。可愛い嬉しい大好き！」

『よーわからん3段活用みたいなんやめ笑』

正直嬉しかった。意図的に言ってないと思うけど。また会えるんやって。まだ今日は会ってないのにまた会ってもらえるかもしれないことがほんまに嬉しい。

「やば。楽しみやなぁ。電話繋いだままでもええ？」

『ちゃんと安全運転するって約束してくれるんやったらええよ？』

こんなときもサラッと気遣ってくれて、しかも言い方が可愛いねんなぁ。

「はよ会いたい」

『っ！！』

「照れてるん？」

『ストレート過ぎるの禁止』

「えー？素直に言うてるだけやねんけどなぁ」

まだ仮、お試しだというのにこんなにも楽しいものなのか。俺ら付き合ったらどうなんねやろ。