いざ！ ページ9
そんなこんなで何度かランチだったりディナーだったり何度か会ったりしていた。
瑞希「末とどんな感じ？」
『...好きやねんけど、やっぱ高嶺の花というか。その。』
瑞希「はぁぁ。あんた鏡見て？めちゃくちゃ可愛いから！自信持って？」
何を言い出すのやら。親友とはいえどびっくりしてしまって。私は自己肯定感が低い。過去の恋愛のせいにしたくはないけど、実際そういう扱いを受けてたからこそで。
瑞希「末は、真面目でまっすぐなだけやねん」
『うん。ストレートすぎて毎回心臓持たへん』
実は私の悩みがある。
『なんかさ、好きとかは言ってくれるねん、気になってるとか。でもそれ以上、というか決定的な言葉はないねん。』
あとボディタッチとか。ね。
瑞希「あぁ〜それはあかんね、あいつ多分考えすぎてるなぁ」
好きだと気づいてから、グループのことも知るようになってスケジュールが忙しいのがわかってしまって。連絡したら休めないだろうなと気を遣ってしまう。
『好きって気持ちに気づいてから、連絡も...たまにしか返せなくなってもーて』
それは知っていた。すべて末から相談済み。そんなことだろうと末には気にするなと連絡してるけど。
そろそろかな〜
「ごめん！遅なって！」
現れたのは末くんで。びっくりしていると
「へ？知らせてなかったん？」
瑞希、やりよったな。
瑞希「よし！私は帰るからあとはお二人で〜！あ、末お会計よろしくねー」
「...まあ今回はまかしとき。」
相談に乗ってもらってるからいいとしよう。
てか、固まってるし、たぶん、酔ってる？顔が真っ赤で。
「飲みすぎた？水飲み？」
『っや、うん、ありがとう。お、お疲れ様』
「？...てか、あいつ、俺がくるって話してなかったんやなー？」
『びっくりした』
「嬉しい？会えて笑」
『うん』
「え？」
『会いたかった』
少し回ってきた酔いで素直になってもいいかな、なんて。
「あかんわ。破壊力抜群やわ」
両手に顔を当てる彼。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 902人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
環奈(プロフ) - いとしなもんさん» ありがとうございます！お話リクエスト等あれば更新しますのでぜひ🫶🏻🫶🏻 (5月2日 19時) (
レス) @page27 id: 8e95a54030 (このIDを非表示/違反報告)
いとしなもん(プロフ) - コメント失礼致します。甘々な末澤くんにキュンとして一気に読んでしまいました💕一ヶ月更新されていないようなのでもしお時間等ありましたら今後の展開期待しています🥺佐野くんの方も見させて頂きましたがどちらも大好きな作品なので応援しています💐 (2023年4月16日 17時) (レス) @page42 id: a0d3106a6a (このIDを非表示/違反報告)
環奈(プロフ) - 花蓮さん» ありがとうございます！私も狂犬好きです。笑 キュンキュンさせられるように頑張りますね！ (2022年11月7日 22時) (レス) @page28 id: 2d58c01b81 (このIDを非表示/違反報告)
花蓮 - 狂犬な誠也くん好きなので、この話読んでてとても楽しいです！ (2022年11月7日 6時) (レス) @page28 id: 2b3eb47189 (このIDを非表示/違反報告)
花蓮 - あ (2022年11月7日 6時) (レス) @page28 id: 2b3eb47189 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：環奈 | 作成日時：2022年10月29日 22時
