舘様の恋人はSnowMan

さっくん ページ38

ラ「Aちゃん、ここわかんない」


『ん？これはねぇ』



尊い。尊すぎる。かれこれ1時間、ラウールの課題を教えているA。



佐久間さん、こんな可愛い光景見逃せないからさ。


しれーっと動画、回しちゃってます。



ずっと前から推しなのに、なかなか伝えらんなくて同じグループになるって決まって有頂天だった。


推しをこんな近くで、毎日見られるとか！しかも、弟に頼られてる姿！！たまんねぇです！！



阿「お。課題見てあげてるの？」


佐「阿部ぇ！！」


急に大きな声を出したからみんなびっくりしていて


『さっくん、どないしたん？』


佐「今！Aとラウの尊い現場なの！あべちゃんはあとで！」


阿「もー佐久間、ひどいなぁ」


『あ、でも私じゃわからへんとこもあるからあべべいてほしくて。』


佐「そ、そうだよなぁ。あべちゃん、いてあげて！」


なんだよ、その変わりようは！なんて阿部がうるさいけど、知らない。笑





出会った頃は、今よりも小さくて可愛らしさとかっこよさを兼ね備えてて。


数年経てば、声優としても、尊敬のできる人になっていて。


一聞き惚れってやつ？ナイスフライトじゃないけどさ？してしまったわけです。



しかも、ゲームとかアニメとか漫画とか！
大好きで意気投合してしまったわけよ！



あんな可愛いのにオタクなんて、もう佐久間さんすぐに大好きになっちゃったよね！



あ、女の子としてじゃなくてオタク友達？としてね！



『わっ！さっくん、そっち敵行った！！』



佐「っしゃあ、佐久間さんに任せなさい！」



深「うわっ！ちょ、助けて！」



佐「あ、A、ふっかはほっといていいよ〜」



『おけっ！』



深「おけ、じゃないのよ！助けなさいよ！仲間じゃない」


『オネエになってるやん』



なーんて、みんなでゲームしたりさ？



なによりも、知らないことを知りたいという彼女はいつも俺に面白いアニメ教えて、とか、嫁について教えてなんてキラキラした目で言ってくるから、もう大好き！笑


舘様と付き合ったのも、本当に嬉しかったし近くで見てたからこそもう早くくっつけよ〜ってずっと思ってたし。


だから、今日も俺たちの姫を守るために俺は生きる！笑


なーんて？

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