. ページ18
思わず、扉を開けて駆け寄り、彼女を抱き締めていた。
びっくりしているAをよそに、俺は想いの丈を告げた。
「俺はAの支えになりたい。だから、俺の前だけは無理して笑うのなしね。」
『涼太...私あせ、かいてる...』
離れようとするAをさらに抱きしめる。
「お前のならいいんだよ。」
『まって。涼太どしたの？？』
体を離し、涙目で見つめる彼女に、もう1人で抱え込ませたくなくて気持ちを再度伝えた。
「ずっと好きだった。気づいたら、好きになってた。」
顔を赤らめて俺を見つめる。
『...っ...でも。メンバーだしっ...』
「みんな知ってる。俺がお前のこと好きで、支えたいって思ってること。」
『え？？』
Aがメンバーに加入してから、昔から恋心を抱いていたこと、ただ、メンバーであるならその気持ちは諦めて彼女を支えたいと伝えていたのだ。
でも、メンバーの答えは違った。
深「諦めなくていいんじゃない？」
「え？」
照「さすがに気づいてるよ。笑 目で追ってるもん舘さん。」
佐「俺達の姫を守る人は必要だからね。一番近くで。」
阿「...俺は親友として支えるよ」
翔「...涼太のその根性、すげぇわ。」
そんなことがあったが彼女の頑張りを無駄にしたくはなく、気持ちは伝えずにいたのだ。
でも、1人で頑張って1人で泣いて、悩んで。
これ以上、背負わせなくない。そんな想いが気持ちを伝えさせた。
「俺に支えさせてほしい。もう1人で背負わないでいいから。」
『...私、みんながいるから頑張れてる。涼太が気にかけてくれてるのが嬉しかったし、一番頼ってた。』
「うん。」
『もっと、頼ってもいいん？』
素直に気持ちを伝えてくれてまっすぐな目で俺を見る。
「いいよ。てか、頼ってくれないと怒るよ。」
『涼太のこと、私もずっと前から好き..っ！？』
優しくキスをすると、みるみる赤くなるA
「俺に守られて？もう1人にさせないから。1人で頑張るより2人で頑張ろ。もちろんメンバー全員で守るから。」
『私だって涼太のこと守りたい』
「ふふ。これからは俺の恋人ね？」
『お願いします。』
これが俺たちの始まりだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1083人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
環奈(プロフ) - リンさん» ちょっと変わった設定にしてみました！引き続き、楽しみにしていてくださいね❤️ありがとうございます！ (2022年8月18日 23時) (
レス) id: 2d58c01b81 (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - まさかこんな流れになるとは…‼️ありがとうございます😭引き続き楽しみにしてますね〜。 (2022年8月18日 22時) (レス) @page31 id: 89596a4d56 (このIDを非表示/違反報告)
環奈(プロフ) - リンさん» かしこまりました！お時間少しいただきます！お任せください❤️❤️ (2022年8月16日 11時) (レス) id: 2d58c01b81 (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - 環奈さん» ありがとうございます〜。リクエスト…ヒロインちゃんがソロで写真集を発売して舘様やメンバーやネットの反響、舘様とa◯anに出る…のようなお話読んでみたいです😅 (2022年8月16日 9時) (レス) id: 89596a4d56 (このIDを非表示/違反報告)
環奈(プロフ) - リンさん» ありがとうございます！ぜひ、スノ担になりましょう😆❣️笑 リクエストあれば受け付けておりますのでコメントくださいね★ (2022年8月15日 17時) (レス) id: 2d58c01b81 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：環奈 | 作成日時：2022年8月7日 6時
