黒蘭〜冷たいあなたに拾われました〜3

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私「私、こうゆうの初めて」









重岡「。。。ん？」









私「友達と遊んだり、色んなところ歩き回ったり







こんな綺麗な海を見たのも」









これが今の私の気持ち









私「みんなの事が羨ましかった。









自由に笑ったり、泣いたり









行きたいとこに行ってしたい事をして。。。









だから、今めっちゃ楽しい。」









大毅は黙って聞いてくれる。









私「もちろんあの日々を忘れてるわけじゃない。








けど、怯えずに過ごせてる今はめっちゃ幸せやと思う。









だから、ありがとう」









助けてくれて、私をあの日々から救ってくれて









それがどんな理由だとしても、









今の私があるのは、大毅のおかげ。









大毅をチラッと見ると笑っていた。









重岡「。。。褒めすぎ」









大毅は私と目線が合うと目を逸らして別の方を向いた。









どんな表情かは、わからんかったけど









大毅の耳は赤くなっていた。

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