黒蘭〜冷たいあなたに拾われました〜3

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私「何、なんか用？








用があるならこんな事せずに普通に聞きなさいよ」









拓也「うるさいなぁ。






自分の体制考えてからものいいなよ。」









そう。私は今、足を椅子の脚にロープで固定され





しかも両手は後ろでくぐられている。









でも、そんな事関係ない









私「ええから、帰してよ」









拓也「ふーん。どこに？黒蘭がおる場所にか？」









私「何が言いたいのよ」









森口拓也はニヤッと笑い私に近づいてきた。









拓也「君が黒蘭のトップと



付き合ってるって事知ってるんだよね。





妹もお世話になったみたいだしー。






びっくりしたよね。







まさか妹が黒蘭のみんなと同じ学校だったなんて」









そう言い私の髪の毛を触ってきた。









私「触らないで。腐る。







しかも、付き合ってなんかなぃ









勝手に決めないで」









拓也「口の悪い女だなぁ。








こっちが優しくしてたらいい気になりやがって。







まぁ、ええわ。ちょっと遊ぼうか」









森口拓也は私の髪の毛から手を離し









指をパチンッと鳴らした。

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