黒蘭〜冷たいあなたに拾われました〜3

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今日は、みんな用事があるらしく









大毅と2人で帰るように言われた。









放課後になり









大毅の教室に行くと









席に座りながらケータイをいじってる大毅がおった。









そして、いつも通りにその周りにいる女の子達









あれ？









あれは確か同じクラスの田中さんと中山さんと森口さんだ。









あの３人はとにかく目立つ。









私的に、この学校の中でも存在感が強いと思う。









編入してきた頃、あの３人に









目をつけられていたことを思い出し









大毅に声をかけるのをやめて、









教室を通り過ぎようとすると









重岡「A！」









と名前を呼ばれた。









え？名前！？









久しぶりに聞いた大毅の名前呼び









私がポカーンとしてると









大毅がカバンを持ち私のところまできた。









ハッ！とし女の子達を見るとみんなびっくりしてる









重岡「なに、通り過ぎようとしてんねん」









私「。。。いや」









っと私が言うと









私の腕を掴み歩きだした。









数秒後、








教室から「ぎゃー！！」と言う悲鳴が聞こえた。









玄関に着くと離された手。









ちょっと寂しかったが、









大毅が振り向いて








「帰るぞ」と言って歩きだしたので









置いていかれないように追いかけた。









そんな様子を教室から睨んでる人達がいた。

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