黒蘭〜冷たいあなたに拾われました〜

36 ページ36

照史くんに送ってもらいマンションまで帰ってきた







部屋について、靴を脱ぐと







重岡 「ついてこい」








っと腕を引っ張られ、大毅の部屋に連れて行かれ
ベットに押し倒された。







ん。。。？







何故か大毅が私の上に乗り、そのまま服をめくられた。








私「ちょ、ちょっと、まってよ！」








私が大毅を止めると



ちょっと怒ったように





「傷。。。」と言われた。





傷を見せろって事なのか？







でも。。。








私 「汚いから」









重岡 「。。。」









大毅は何も言ってこない。









私 「本当、汚いから」









自分で言いながら泣けてくる。








すると、大毅は私の服から手を離し








その両手で私の顔をつかんでこう言った。









重岡 「お前は傷があってもなくても、綺麗や。」









え。。。









重岡 「俺はお前を汚いなんて思ったことないわ」









何でそんなこと言うの








私「ひっく。。。ふぅ。。。」





そんなこと言われたら、よけい涙がでてくる。







でも、私にはまだ勇気が出なかった。








私 「大毅。。。







ありがとう。









でも、









ごめん」









ドンッ









私は、上に乗っていた大毅を押し






自分の部屋に逃げた。

37→←35

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す