幽霊的存在 ページ36
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少し離れた場所にいる2人はガッツリとこっちも見て何か言ってる様子。いくら耳がいい私でもこの距離の音は聞こえない。
何かを言ってるのは確か
でも、2人が何か言ってるが聞こえない。
そこでようやく耳からイヤモニが取れていたことに気づいた。
照史「A!お前聞こえるか!?」
望「あ、気づいた!」
『ごめん!耳から外れてた!』
崇裕「照史と望がなんか騒いどったけどナンパでもされたん?」
崇くん、流星、淳太くんからは死角になっている私の場所。どうやら照史と望は私がナンパされたと思って騒いでいたらしい。
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『みんな、驚かないで聞いて欲しい』
望「いつものボケはいらんで」
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『大毅に交渉持ち出された』
淳太「はぁ!????」
照史「って事はあの男が伝説の大毅か!?」
望「うわ、本物?俺見てしもうた」
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大毅「何俺、幽霊的存在?」
『知らないの?
貴方、見たら殺されるっていう噂流れてんの』
大毅「なんやそれ(笑)
それに名前、貴方じゃなくて大毅な!」
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淳太「おい!今からそっち行くから!!」
大毅「あ〜、ダメダメ。それはダメ。」
『淳太、ダメらしい。』
淳太「は?」
大毅「今からAの部屋連れてって」
『今から私の部屋に来るって言ってる。』
崇裕「淳太、とりあえず向こうの話に従お」
淳太「で、でも!」
崇裕「向こうは殺そうと思えばAを殺せる。
だから、今俺らはアイツの言うことを聞くしかない」
『……詳しいことは部屋に帰って伝える。
大丈夫だから、待ってて』
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さやちゃき(プロフ) - #TODAYさん» コメントありがとうございます!頑張ります(^^) (2021年9月18日 14時) (レス) id: b8693afb9a (このIDを非表示/違反報告)
#TODAY(プロフ) - 内容から書き方まで全て大好きです…!毎回の更新を心から楽しみにしております。これからも頑張ってください!! (2021年8月8日 12時) (レス) id: 3e33249399 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さやちゃき | 作成日時:2021年8月2日 11時