飛んで火に入る夏の虫【Daiki】

そろそろ大人になれ ページ15

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淳太「お前らもう話は聞いてると思うがなにわ商会から取引の話があった。」









みんなが集まった夜、
真剣な顔で淳太が言うから咄嗟に声が出てしまう。









『淳太受けるとか言わないよね？』







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淳太「……いや、受けようと思う。」









『なんで？淳太が昨日言ったんだよ！！
あいつらは世界で最も危険な人物だって！！！
私達、誰か殺されるかもしれないんだよ！』









崇裕「ちょ！A落ち着けって！」









『離してよ！なんでみんな落ち着いていられるの！？
誰か死ぬかも知れないんだよ！！』









淳太に掴みかかった私を崇くんが離そうとするけど怒っているのが自分だけだとわかり余計にムカつく。
なんでみんなそんなに冷静でいられるの？
意味わかんない。









照史「A、俺ら言ったよな。
俺らが受ける仕事は意味がある仕事って」









『だけど！』









淳太「Aそろそろ大人になれ」









『……は？』









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みんなが死ぬかもしれないからやだって意見は
わがままを言ってる子供だと言うの？
それにアイツらを殺す意味なんて私たちにはないじゃんか。









『もういい！！』









っバタン！！









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流星「淳太、照史もっと違う言い方がある」









望「俺も今回はあいつに賛成」









淳太「あ〜、もう悪かったよ。
だって話まだ終わってないのにアイツが掴みかかってくるから」









照史「確かに言い方強なってしもうたな」









崇裕「ほら、淳太迎えにいって」







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淳太「おん、行ってくるわ」

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