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ｯｻﾞﾊﾞｰﾝ……ｯｻﾞﾊﾞｰﾝ
夏の海は無駄に暑くベトベトするが
夜になると心地よい風が吹く。
結局、1人で祭りに行く気分になれず
祭り会場から離れた海の木材へと腰かけた。
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『せっかく着飾ったのに……大毅のバカ』
この島の祭りは盛り上がり方が他とは違う。
外からのお客さんが沢山来て、色んな屋台もでる。
キラキラと光る提灯が綺麗なのも祭りの醍醐味だ。
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『ちっとも楽しくない』
どれも、大毅がいなくちゃ意味ないのに
木材の横へ落ちていた木を広い
真っ暗な砂浜に文字を書く。
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''バカ''
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もう帰ろっかなっと立ち上がった時
後ろから足音がし、期待を込めて振り返った。
『大毅？』
「あの、すみません」
「船乗り場が分からなくて」
「セツメイオネガ……シマス」
提灯に照らされる3つの顔
見るからに島の人間では無い様子
それに3人の内、1人は外国人だった。
ナンパ……
ではなさそう。
キョロキョロと周りを不安そうに見て、
手には地図を持っている。
本当に困って私に聞いて来たのだろう。
祭りになると毎年何人か迷子になると母が言って気がする。
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『そうですね、あそこの……』
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さやちゃき(プロフ) - みさきさん» 嬉しい感想ありがとうございます！次の作品を準備しておりますので良かったらそちらも覗いて見てください(^^) (2021年12月16日 7時) (
レス) id: b8693afb9a (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - 完結おめでとうございます！と、同時に終わっちゃった…となんだか寂しい気持ちに笑 島の男が想像しやすく赤くんにピッタリでした！！また楽しみにしております！！ (2021年12月15日 22時) (レス) @page47 id: 06114767fe (このIDを非表示/違反報告)
さやちゃき(プロフ) - みさきさん» コメントありがとうございます！(泣)みさき様に楽しんで読んでもらえるように頑張ります♡！！ (2021年12月12日 19時) (レス) id: b8693afb9a (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - 初めまして！おすすめにありイッキ読みしましたっ！凄く気になる展開…楽しみにしております！ (2021年12月12日 11時) (レス) id: 06114767fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さやちゃき
| 作成日時：2021年12月7日 15時
