---32--- ページ32
.
え、っと私が反応する前に
どこか遠くで誰かが同じように反応した。
「え、うそ！？」
「聞いた！？今、淳太がAに告白ちゅうもんをやったぞ」
「聞いた聞いた！っちょっとあんた！」
すっかり忘れてた。
ここが島の情報が流れる市場だと言うことを
噂は噂を呼びすぐに広まっていく。
.
「淳太がAとくっついたらしい」
「仲良く手繋いで買いもんしとったらしい」
「市場の真ん中で愛の言葉を囁いとったらしい」
あぁ、終わった(白目)
.
.
母「あんた、淳太くんと付き合ってるって！？」
淳太くんとわかれ、家に帰ると買ってきた荷物を無視し
私の肩を掴み揺らす母。
情報が早すぎる。
.
母「で、プロポーズされてたって！？」
そして、話が大きすぎる。
『全部違うから』
母「どういうこと、もっと細かく教えなさい！」
『もう、寝る』
母「寝るってまだ7時よ！」
興奮状態の母をリビングに残し
逃げるように自分の部屋に入った。
.
島の噂は形をかえ全く別のものになっている。
何がどうなってプロポーズに変わるのよ
『はぁ、』
けど、淳太くんの言葉の意味が分からないほどの鈍感では
無い。
一応、彼氏はいた事あるし
恋愛経験だってある。
.
'' A、好きやで ''
淳太くんはハッキリとそういった。
いつから？どうして私なんかを？
頭がパンパンになり戸惑う私に
返事は待つからと言ってくれた。
その言葉に私は頷くことしか出来なかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 222人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さやちゃき(プロフ) - みさきさん» 嬉しい感想ありがとうございます！次の作品を準備しておりますので良かったらそちらも覗いて見てください(^^) (2021年12月16日 7時) (
レス) id: b8693afb9a (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - 完結おめでとうございます！と、同時に終わっちゃった…となんだか寂しい気持ちに笑 島の男が想像しやすく赤くんにピッタリでした！！また楽しみにしております！！ (2021年12月15日 22時) (レス) @page47 id: 06114767fe (このIDを非表示/違反報告)
さやちゃき(プロフ) - みさきさん» コメントありがとうございます！(泣)みさき様に楽しんで読んでもらえるように頑張ります♡！！ (2021年12月12日 19時) (レス) id: b8693afb9a (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - 初めまして！おすすめにありイッキ読みしましたっ！凄く気になる展開…楽しみにしております！ (2021年12月12日 11時) (レス) id: 06114767fe (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さやちゃき
| 作成日時：2021年12月7日 15時
