【番外編】練習生2 ページ33
．
ｽﾀｯﾌ｢お前ら集合ー｣
SC｢集合！｣
面識のあるスンチョルが号令をかけ
一緒にデビューをする仲間たちが集まってくる。
その中には知ってる顔がいくつか
ｽﾀｯﾌ｢たぶん、これが最後のメンバー達だ｣
『Aです。よろしくお願いします！』
MH｢……しく、お、願いします｣
横に立つミンハオという少年は
中国からきたらしくまだ全然韓国語ができない。
私と同じくメンバーに入ることになったミンハオと
前に並ぶメンバー達に挨拶をすると拍手が起こった。
SG｢ミンハオヒョンとAヌナよろしくです！｣
HS｢まさかヌナと一緒にデビューするだなんて
考えても見ませんでした｣
MG｢ホシヒョン知り合いですか？｣
HS｢何回か同じレッスン受けたことあるんだよ。
めっちゃくちゃダンス上手いの｣
SC｢おー、面識があるのは俺とスニョン、ジフニ、ウォヌに
ドギョムとスングァンそれとジュニぐらいか？｣
『うん、そうだね。』
JN｢ヌナ〜、久しぶり｣
ぶあ〜っと私たちを囲む彼らに圧倒されながらも
久しぶり会う喜び、共にデビューできる喜びを感じた。
横に立っているミンハオは
何を言っているのか理解出来ずに
オドオドしていてそれがまた可愛らしい。
ゆっくり、ケンチャナっと言うと理解出来たのか
少し口角をあげた。
．
ｽﾀｯﾌ｢まぁ、今日はあれだな。
Aとミンハオを歓迎って意味も込めて休暇だ！｣
DK｢チンチャよ！？｣
SG｢うわぁー！久しぶりの休暇だ！｣
ｽﾀｯﾌ｢その代わり明日からもっと頑張るんだぞ！｣
まだ話していないメンバー達がいる私にとって
この計らいはすごく有難かった。
みんなも久しぶりの休みが嬉しかったのか
満面の笑みでｽﾀｯﾌに返事をした。
．
なんて言うんだろ。
……すごく視線が突き刺さる気がする
チラッと視線の方に目を向ければ
顔の整っている男の子と目が合う。
まぁ、みんな整ってるんだけどね
軽くお辞儀をすると、バッと目を逸らされた。
なんだ？人見知り？
不思議そうに頭を傾げてると
ワクワクした顔でスングァンが1人ずつ紹介してくれるから
切り替えて耳を傾けた。
．
SG「ヌナ、とりあえずざっくり名前教えるね！」
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作者名：コンジョン
| 作成日時：2023年2月8日 20時
