検索窓
今日:11 hit、昨日:5 hit、合計:112,938 hit

怪盗にいる能力は ページ29

アーヤside

「ところで、みんなは何買ったの?」

「ホットドッグ。」

「ハンバーガー。」

「焼きそば。」

どれも美味しそう!

食べたいなぁ。

「お前、クレープはスイーツだろ。」

む、違うもん。

「これはハムサラダとウインナーが入ってるから立派なご飯!」

「クレープの皮のほとんどにバニラオイルやらホットケーキミックスやら入ってる。」

いいの!そういう甘いご飯だって思えば!

美味しいもん!

「まあまあ。食べようよ。」

そう言っている真人と弘はすでに食べ始めていた。

あ、ずるい!

「いただきます!」

私は少し冷めてしまったクレープをかじる。

ん、やっぱりこういうのは冷めても美味しいよね!

あっという間に食べてしまった。

「じゃあ次はどこに行く?」

ここってかなり広いから回るだけで大変だよね。

「いろんなところを回りながら行きたいのを探そう。」

「そうするか。」

もうお腹いっぱいになっていたからとりあえず食べ物系の屋台は除外。

そうすると遊べる系の屋台になるんだけど、金魚すくいとかもなし。

連れて歩くのが大変だし、帰った後にすぐに水槽が用意できないから。

「お、ダーツとかいいんじゃね?」

弘が指差したのはダーツの屋台。

混んでないし、ちょうどいいかも。

「的も4つあるし、競争しようぜ!」

賛成!

「こんにちはー。4人でやらせてください。」

出てきたのは中年の女性。

でも笑顔で可愛らしい。

「こんにちは。ほら。」

おばさんは5本のダーツの矢を渡してくれる。

「真ん中に刺されば100点、その周りが50点、さらにその外側が30点で一番外の枠が10点だよ。頑張ってね。」

ふふ、こういうのは得意。

私だけじゃなく、真人も弘も玲音もね。

だって私達は知る人ぞ知る怪盗だよ?

コントロール力がなかったら勤まってない。

「じゃあ、せーので行くよ。せーの!」

私の掛け声で一斉に的に矢が突き刺さる。

「すごい!全員100点!」

おばさんは驚いて声を張り上げる。

その声が大きすぎて周りに居た人も集まってきた。

でもまだまだ!

「じゃあ2回目!せーの!」

私達が投げた途端におお!と歓声が上がる。

今回も全員100点!

これが何回も続いて全員500点という新記録を叩き出した。

周りからは大歓声。

「すごいね!これが景品だよ。」

そう言って白色の手帳をくれた。

やったね!

突然のアイドルグループ→←どんなに逆ナンっぽくても本人が違うと言ったら違う!



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (71 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
47人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ホワイトノート(プロフ) - にゃんこさん» ありがとうございます!私もそういう系が好みなんです! (2018年11月30日 23時) (レス) id: 0b7cfa20f4 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ - とても面白い!アイドルで怪盗とか一番好き...!更新頑張ってください! (2018年11月28日 19時) (レス) id: 77b2230119 (このIDを非表示/違反報告)
花園彩葉(プロフ) - ホワイトノートさん» ありがとうございます! (2018年11月21日 17時) (レス) id: 8e8c163b83 (このIDを非表示/違反報告)
ホワイトノート(プロフ) - 花園彩葉さん» 良いですよ。わざわざありがとうございます。 (2018年11月19日 19時) (レス) id: 0b7cfa20f4 (このIDを非表示/違反報告)
花園彩葉(プロフ) - こんにちは。ホワイトノート様の作品、企画に入れさせていただいてもよろしいでしょうか? (2018年11月18日 14時) (レス) id: 8e8c163b83 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ホワイトノート | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年6月10日 5時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。