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呼び出し ページ20

アーヤside

次の日、アイドルの仕事も怪盗の仕事もなかったから無事に秀明に行けた。

みんなに会えないかなって思ってるんだけどクラスが違うからなぁ。

待ち伏せでもしないと会えなさそう。

「あれ、アーヤ?」

その声は!

私が振り向くと、肩に秀明バックをかけて心配そうに私を見つめる小塚君がいた。

「良かった、アーヤじゃなかったらどうしようかと思ったよ。」

そう言って前みたいに笑いかけた。

その顔がとても懐かしいのと嬉しいので思わず飛び跳ねちゃいそうになったよ。

もちろん秀明玄関だから抑えたけどね。

「久しぶり、小塚君!背が高くなったね!」

小塚君の背は私よりもはるかに上回っていた。

かっこよくなったと思う!

「ありがとう。アーヤも綺麗になったんじゃない?」

そうかな?

「そんなことないよー。」

アイドルでこんなお世辞を言われることは増えたけど、小塚君に言われた方が素直に喜べる!

『立花彩、立花彩。至急、職員室に来なさい。』

あれ、私の呼び出しだ。

クラス上げだったらいいのにな。

「ごめん、行かなくちゃ。またね!」

「うん、またね。」

私は小塚君と別れて職員室に向かった。

職員室は1階だからすぐに着いちゃったけどね。

そこには江川先生がいて、声をかけられたんだ。

「立花、こっちだ。」

江川先生に連れられて、職員室の手前にある空き教室に入る。

ここは先生が使うテキストが置かれているんだ。

それが全クラスぶんあるからかなりの量。

少し威圧感を感じる。

「さて、最近立花の成績はかなり良い。特に国語と英語がさらに伸びたな。」

これは頑張ったかいがあると思う!

やっぱり好きこそものの上手なれだね。

「そこで、立花には三谷Cを受講してもらう。」

え。

「本当ですか?」

クラス上げしてもらいたいとは思ってたけどいざとなるとポカンとしてしまう。

「ああ。三谷Cの受講申請用紙を渡すから保護者に見せ、判を押してもらってこい。」

わーい!

私は喜んで用紙を受け取った。

後で実家に帰らないと。

「じゃあ三谷Cに行くか。テキストは教室に置いてあるぞ。」

三谷C→←手紙



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ホワイトノート(プロフ) - にゃんこさん» ありがとうございます!私もそういう系が好みなんです! (2018年11月30日 23時) (レス) id: 0b7cfa20f4 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ - とても面白い!アイドルで怪盗とか一番好き...!更新頑張ってください! (2018年11月28日 19時) (レス) id: 77b2230119 (このIDを非表示/違反報告)
花園彩葉(プロフ) - ホワイトノートさん» ありがとうございます! (2018年11月21日 17時) (レス) id: 8e8c163b83 (このIDを非表示/違反報告)
ホワイトノート(プロフ) - 花園彩葉さん» 良いですよ。わざわざありがとうございます。 (2018年11月19日 19時) (レス) id: 0b7cfa20f4 (このIDを非表示/違反報告)
花園彩葉(プロフ) - こんにちは。ホワイトノート様の作品、企画に入れさせていただいてもよろしいでしょうか? (2018年11月18日 14時) (レス) id: 8e8c163b83 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ホワイトノート | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年6月10日 5時

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