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言うべきか、言わないべきか迷った。だけど、航平くんには悪いけど、もう亜紀さんのことは諦めて欲しかった。だってもう、これ以上和樹の家族を壊して欲しくないから。私は和樹を守りたいから。
生方「ごめん、俺、酔っ払ってたとはいえ、結衣ちゃんにそんなこと…。」
結衣「昔好きだった人っていうけど、本当は今でも忘れられてないんじゃないですか？」
生方「…。」
私が確信をつくと、航平くんがやるせなさそうに、下唇を噛む。
やっぱりそうなんだね。
でも、
結衣「 ダメですよ。亜紀さんは。亜紀さんには守らなきゃいけない家族がいます。」
航平くんの辛い気持ちが伝わって、胸が痛い。
だけど、ダメなの。亜紀さんは…
結衣「亜紀さんは諦めてください。」
私がそうはっきり言うと、暫くの沈黙。そして、航平くんがハハッと悲しそうに力なく笑い、私の方を見た。
生方「… じゃあ、諦めさせて。」
結衣「え？？」
航平くんがまっすぐ私を見る。その目から逸らせない。
そして航平くんがぐっと私に近づき、二人の距離はわずか数センチにまで近づいた。
結衣「な、なに…。」
生方「結衣ちゃんが、俺に亜紀さんを忘れさせてよ。」
距離が近すぎて、航平くんの息遣いがわかるくらいだった。
緊張して、何を言われているのか、わからない。
生方「あの日の夜、俺がなんで結衣ちゃんを連れて帰ったか…わかる？」
航平くんが私の耳元で囁く。
生方「放っておけなかった。初めてあった時から気になって仕方なかった。この子なら、亜紀さんを忘れさせてくれるかもって思ったんだ。」
そう呟くと、フッと優しく笑い、航平くんは私の首筋に誰にも気づかれないようにさりげなくキスを落とした。
結衣「…！！」
ガバッ…
びっくりして、私は航平くんから離れる。
嘘でしょ…なにそれ。
今、私、航平くんに…
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御厨メイ - りずむさん» 私も素敵な作品を作ってくださるりずむさんラヴです(笑) (2016年12月27日 11時) (
レス) id: cb7b6e5ec3 (このIDを非表示/違反報告)
りずむ(プロフ) - さやさん» さやさんはじめまして！コメントありがとうございます！わかりますぅ(´；ω；｀)勇斗くん若いし学ランだしやばいです。リク有難うございます、今M!LKの小説もいずれ書きたいなぁとか考えてて。くちびるに歌を。も検討してみます(*´-`)ありがとうございました！ (2016年12月27日 2時) (レス) id: 8a20d29702 (このIDを非表示/違反報告)
さや - もうほんとキュンキュンします(^^)くちびるに歌をの時の佐野くんもカッコイイですよね！あの時のナズナとケイスケのその後の小説も読んでみたいです（笑）っていうリクエスト勝手にしてしまってごめんなさい(＾ν＾)あの2人の関係かなりキュンキュンします(^O^) (2016年12月26日 19時) (レス) id: 2ecefa3fe2 (このIDを非表示/違反報告)
りずむ(プロフ) - 御厨メイさん» 御厨メイさん、はじめまして！コメント嬉しすぎてニヤニヤしちゃいましたぁ(*´-`)私も！和樹くんも、M!LKの佐野くんも大好きですっ！！学校から帰るの楽しみになるくらいとか嬉しすぎです！メイさんラヴ！笑 (2016年12月26日 16時) (レス) id: 8a20d29702 (このIDを非表示/違反報告)
御厨メイ - 私も和樹(佐野)くん大好きです!この作品も大好きです!学校から帰るのがスゴく楽しみになるぐらい。。 (2016年12月25日 0時) (レス) id: cb7b6e5ec3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りずむ | 作成日時：2016年12月14日 1時
