ポイズン。11. ページ27
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「『 、、、。』」
嵐が過ぎ去った後かのような
静けさが残って、
玄関先で、岸くんと私は無言になる。
、、、そういえばさっき、
岸くんに恥ずかしい発言を聞かれてたんだった。
思い出して、顔が熱くなった私は
「ーーーえっ、、と、」と 誤魔化すように口を開く。
『 っ、岸くん お腹空いてないっ？
何か食べるものーーーーー』
「 ーーーーーAさん。
、、、いい。
お腹、空いてない。
だからーーーーーー 」
クルリ
と、
岸くんが振り返ったと同時に
ふわ、っと香った、
岸くんの 柔軟剤のような優しい香りに包まれて、
ぎゅう、っと
私の存在を確かめるかのように
岸くんの腕が私の肩に回る。
『 岸くん、』
「
、、、ヤバい、
まじで。
Aさん
、、、マジで、好き。」
岸くんの腕にすっぽりと包み込まれた私。
耳元で、岸くんの掠れたような声が届いて
心臓を掴まれたような感覚になる。
「 、、、Aさんって、
あんまり、、好き、とか、いつも言わないから、
廉に、ああやって言ってくれてるの聞いて
さっきから、
、、、すっっげー、抱きしめたくて。
、、堪んなかったっす。」
.
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さあ(プロフ) - 更新たのしみにしてますね！ (2019年5月20日 21時) (
レス) id: 14aa9fcacc (このIDを非表示/違反報告)
kn(プロフ) - …最高すぎて言葉になりません(涙)更新心待ちにしています…！！ (2019年5月1日 5時) (レス) id: e65d82ec79 (このIDを非表示/違反報告)
hona0216(プロフ) - 今一番好きなお話です！！早く見たいなあっていつも思ってます！次の更新も楽しみにしてます！！ (2019年4月30日 16時) (レス) id: c67cdb877e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろたま
| 作成日時：2019年4月30日 13時
