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「だっ大丈夫っ!
うち、走って帰るから、じゃあ!ε=ε=ε= ̄)┘」
大「Aちゃんっ」
『誰かの代わりになる人なんていないのにな...』
そうや、
じゃないとうちが大ちゃんと過ごした意味は
どこにあるん…
君 と出会った意味はどこにあるん…
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ある日
私が大ちゃんのお墓にお花をおいて帰ろうとした時
?「いつも花ありがとな」
「んーん」
大「昨日風邪ひかんかったか?」
「おん、キミこそ大丈夫やった?」
大「うん」
「...なあ、家ではあんたが大ちゃんなん?」
大「あーおん、もう2年くらい(笑)
俺とは違って自慢の息子やったし、
よっぽどショックやったんやろうなー
ある日突然俺を 大毅 ってさ言い出して。
勿論、はじめはすげーびっくりしたけど
なんかさ、『なんや?』って返事して
あげてるうちに、服も兄貴の着るようになって、
兄貴がやっとったサッカーもやりだして
転校手続きまで 大毅 で済んでしまってるからさー
なんか、もうええかなって
俺が消えて 大毅 になればって...」
「よくないっ!」
大「…おん、ごめん」
「そんな簡単に消えるとか、
代わりとかアホなん?」
大「そうやな、アホかも(笑)」
「...なんていうん?」
大「えっ...」
「アンタの本当の名前なんて言うんや」
大ちゃんが死んでほんとに消えたのは誰?
「おしえて、呼んだる」
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