検索窓
今日:3 hit、昨日:4 hit、合計:3,120 hit

1-7 ページ8

「だっ大丈夫っ!

うち、走って帰るから、じゃあ!ε=ε=ε= ̄)┘」




大「Aちゃんっ」




『誰かの代わりになる人なんていないのにな...』




そうや、



じゃないとうちが大ちゃんと過ごした意味は




どこにあるん…




君 と出会った意味はどこにあるん…

-----------------------------------------------------------------------



ある日




私が大ちゃんのお墓にお花をおいて帰ろうとした時




?「いつも花ありがとな」




「んーん」




大「昨日風邪ひかんかったか?」




「おん、キミこそ大丈夫やった?」




大「うん」




「...なあ、家ではあんたが大ちゃんなん?」




大「あーおん、もう2年くらい(笑)

俺とは違って自慢の息子やったし、

よっぽどショックやったんやろうなー






ある日突然俺を 大毅 ってさ言い出して。

勿論、はじめはすげーびっくりしたけど

なんかさ、『なんや?』って返事して

あげてるうちに、服も兄貴の着るようになって、

兄貴がやっとったサッカーもやりだして

転校手続きまで 大毅 で済んでしまってるからさー

なんか、もうええかなって

俺が消えて 大毅 になればって...」




「よくないっ!」




大「…おん、ごめん」




「そんな簡単に消えるとか、

代わりとかアホなん?」




大「そうやな、アホかも(笑)」




「...なんていうん?」




大「えっ...」




「アンタの本当の名前なんて言うんや」




大ちゃんが死んでほんとに消えたのは誰?






「おしえて、呼んだる」

1-8→←1-6



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
4人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:奏音 | 作者ホームページ:http//  
作成日時:2017年4月21日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。