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(名前)side
そんなにけんじろーがいる事に驚く？
白布「俺がいちゃ悪い？」
川西「いや、そんな事ねーけど」
けんじろーどんだけ悪態つくんだよ
友達だろ？
「太一遅かったじゃーん笑、けんじろーも私と一緒で暑くて涼みに来たんだってさー！」
川西「悪い。そーなんだ。」
「大丈夫だよー！あ、それと太一にこれあげるー！」
そう言って自販機で買っといた飲み物を渡した
「昨日のお返し！」
川西「お、さんきゅー」
白布「………」
え、なになになに
その無言の圧力こえーーよ
目で語るなよ！！！！
「もしかして羨ましいの？？？笑」
白布「……いや？」
おい、今の間はなんだよ
ていうか、太一はけんじろーに対してドヤ顔すんなよ
もー、めんどくさいな
しょうがない、けんじろーにもあげるか
ﾋﾟｯ ｶﾞﾀﾝ
「はい、けんじろー！欲しかったんでしょ？目で語るんじゃなくて欲しいなら欲しいって素直に言ってよ」
白布「………そうじゃねぇよ。」
「？」
飲み物あげたのになんかけんじろー御立腹なんだけど
なぜ？
「じゃー、なに？言われないと私分かんないんだけど」
白布「べつにー。」
は？
なにこいつ。
「あっそ。」
そう言って冷たく接したら、なんか、「やべ。」って顔した
流石に私の態度で察したか
うん、ちょっとイラッとしたのは事実！
「言いたくない事なら言わなくてもいいよ？私だって無理に詮索されんの嫌いだし。
だけど、人に物もらったなら"ありがとう"くらい言わない礼儀知らずは、私、嫌いだよ。」
うん、まじで親しくなっても礼儀知らずだけは無理
白布「悪ぃ……飲み物ありがとうございます。」
「うん！ちゃんと言えるならよし！」
あ、いまホッとした顔したね
けんじろーもなんだかんだ私の事好きかよ
「ていうか、太一はなんで遅れたのー？」
そうそう、これを聞きたかった
太一「あー、天童さんに絡まれてた……」
「なるほど！納得！そして、お疲れ様！笑」
なるほどね、確かにあの人に絡まれたなら仕方ないな
天童さんも悪い人じゃないんだけど、見るからに、あの人の事苦手な人多いよな〜
私は弱み握られなきゃ、普通に良い人だと思う
フレンドリーだし、話しやすいし！
「そうだ、太一！聞いてよ！私今日頑張って青城のみんなに話せたよ！」
太一「頑張ったな。」
うん、本当に頑張った
白布「話って？」
あ……。けんじろー知らないんだったわ。
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作者名：椿 | 作成日時：2020年6月11日 20時
