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(名前)side
時間が経つのは早い
白鳥沢にきて余計に思った
昨日は太一が赤面したと思ったら急に連絡先聞かれて交換する事になった
やりとりするのかは知らんけど
太一と別れてから部屋に行ったらいつの間にか爆睡をかましてた
今日も、白鳥沢は青城に何試合も勝ってた
いや、青城頑張れよ。
君らも、強豪って言われてんだし
そして、今は昨日言った通り白鳥沢のみんなと自主練の時間
「さて、昨日やれなかった事始めますか!
まずは2対2で組んで10点マッチで試合してみてください!それについて私がアドバイスをするので!」
ルールもざっと説明した
2対2って地味にきついんだよねー
自分の苦手をカバーしてくれる人はいないしね
でもこれで確実に一人一人のレベルは上がる!
「残った人達はもう1つの体育館で、ひたすらサーブ練習してください!ただサーブするだけじゃなく、まず一人一人目標を決めて下さい!そこから、何本決まったか記録して下さい!」
闇雲に練習しても改善はできない
何が悪かったのか、それを意識すると次にいきるからね
「今日の自主練時間最後に私の前でサーブをして頂くので、記録を元に更に改善できる点を言います!
以上ですが、何か質問ありますか??」
うん、我ながら良い練習メニューだと思う
山形「質問いいか?」
「どうぞ!」
山形「リベロだから、実際の試合ではサーブもスパイクも打てない、だからリベロは2対2をやる意味はあるのか?」
「まぁ、普通そう考えますよね!でも、リベロも2対2はして頂きます!2対2だからこそレシーブやブロックフォローの上達に繋がります!そして、いずれリベロもトスができるようになるのが理想ですかね……?」
うち(青城)で言えば渡とかが良い例だな〜
山形「レシーブやブロックは納得できたが、トス?」
「はい、そうです!上手い選手程何にでも臨機応変に動けるので、とりあえず今は色んな事にチャレンジしてみて下さい!」
山形「?……分かった」
あー、これは納得してないというより、理解が追いついてないって言った方が正しいのかな?
まぁいいや、自分のチームメイトでもないんだし、そこは自分で考えて貰おう
「他にありますか?」
うん、沈黙。無言は肯定と捉えよう
「無いようでしたら、始めますか!
ではクジで決めましょー!」
ではでは、白鳥沢さんのお手並み拝見といきますかね……!
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作者名:椿 | 作成日時:2020年6月11日 20時