44 ページ46
(名前)side
違うのは違うのですよ
「まぁ、見れば分かりますよ！」
ｼｭｯ
ﾀｯﾀｯﾀｯ
ｷｭｯ
ﾊﾟｼｯ
「あかーーーーん！！！アウトじゃん！！」
「「「？！！！はぁ？！！(2度目)」」」
あー、もうその反応ワンパターンじゃない？
そもそもこれ成功してないから、一々驚かないでよ
瀬見「ジャンフロって……中学の時やってなかったよな？」
「そうっすね〜、今は社会人サークルに行ってるので、そこでひたすら練習してます！」
天童「へぇ〜！(名前)ちゃんって二刀流なんだネ〜！
なんか、関西の子みたい〜！なんだっけ？」
瀬見「あれだろ？宮侑！」
ゔっ。二刀流サーブやっただけでその名前でるとかなんなん？有名なん？
天童「ソウソウ！それそれ〜」
「……。」
天童「(名前)チャンどうしたの？急に黙りこくっちゃって？」
無性にイラつく。宮侑って聞いただけでイライラする
理由？ありまくって喋る気になんねーんだよ！！
天童「？」
ｼｭｯ
ﾀｯﾀｯﾀｯ
ｷｭｯ
ﾊﾟｼｯ
「今入ってたよね工？」
工「入ってましたよ！」
「うっしゃぁーーーーーー！！！」
私は負けず嫌いだ
私がバレーをやるきっかけになったのは従兄弟のせいだ
あの喧しい双子のせいだ。
特に侑は私に一々つっかかてくる、治も十分バレーバカだけど、侑に比べればマシだ
侑は治より1割増性格が悪い
女の子の事を喧し豚呼ばわりするし
まぁ、私も心では思う時あるけど……
しかしだ。
生憎、私も侑と同類で大人ではないから、昔からバレーでもなんでも侑とは張り合ってしまう
だからか高校入ってからか、宮城にいる私にわざわざ連絡してきた文に腹がたった
「俺は二刀流サーブできるようになってんで〜
もう、(名前)は俺の足元にも及ばんのちゃうの〜笑」
って。
はぁ？？？？？
「そんなことで一々連絡してくるとか？暇なん？私の事どんだけ大好きなん？私だってそんくらいできるし？調子のんなや。」
って嫌味に連絡を返してやった
そこから、現役でないにも関わらず、現役の侑に追いつこうとして社会人サークルで極めてやってる
ちなみに、侑と治には毎年正月に会っている。父親の実家に帰る為だ
あいつら双子は私がまだ現役だと思っている
でも、去年も今年も全国に私は行ってないからそろそろ勘づかれそうだけどね…
新山女子から推薦は来たとは言ったけど、行くとは私言ってないし？
勝手に勘違いすんのが悪い
と思う…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 179人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：椿 | 作成日時：2020年5月3日 21時
