【HQ】悪女潰しして何が悪い (ページ41)

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(名前)side

回想_____中学2年秋_____

よっちんが私の練習に付き合わせてしまったが為にオーバーワークで故障してしまった

吉田「あんたは間違った事してない！大会近いんだから、(名前)が本調子じゃないと困るんだからね～！」

「でも……」

吉田「私は今できる事をする！リハビリすればまたバレーできるらしいし、大丈夫！…あと、今年も全国行かないと承知しないんだからね！！」

「よっちん……大好き！！」

2年の秋の大会では無事全国に行き、ベスト8だった

3年の春の大会の時もよっちんの故障は治らなかった

そして、私はその時から月バリに注目されたが、全ての取材を断った

私のせいでよっちんを怪我させてしまったのに一人で先に行くのは違う気がした

そして、3年秋、私達の最後の大会でもよっちんのリハビリが続いていて出場できなかった

3年最後の大会では全国に行き、見事優勝した、全国制覇を果たした

私はベストスコアラーの賞を貰った

_____3年受験前

吉田「私さ…白鳥沢には残らない。青城に行こうと思ってるんだ。」

「え、なんで……」

吉田「あんたには言いたくない！」

「もしかして、私の、せい……？」

吉田「違うってー！」

「じゃあ、なんで……？」

吉田「…私さ、中学ではろくにバレーで活躍できてないじゃん？白鳥沢は今のチームがそのまま繰り上がる訳で、私は故障を理由にバレーを止められたくない！だから、強豪って言われてる青城に行く！

あ～～もう！そんな顔すると思ったから、アンタには言いたくなかったのに～！」

私はこの時決めた、私も青城に行くと

よっちんの中学のバレー(青春)を奪ったのは私だ

私だけが美味しい思いするのは違う

よっちんがそこで全国を目指すなら、一緒に目指す！

協力するって決めた

_____高校1年春

「あ！いたいた！よっちん！！」

吉田「……はぁ？！なんで？？なんであんたが青城いんの？！」

「えー！そんな驚く？私もよっちんと全国目指す事にしたの！」

吉田「いやー、もう、うん…まじであんたぶっ飛んでるわ笑」

.

.

「ゔぅーー。よっちん～たすけて～、また赤点取った～」

吉田「あんたよく青城入れたね。白鳥沢進学校だけど、エスカレーターで上がれたのに笑」

そんなこんなで学業優先の為、部活に入れずにいた

よくよく考えたらよっちんをまた故障させてしまうのではないかと思い結局女バレに入れなかったっていうのが本音

そして今に至る…