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(名前)side
はい。来ちゃいました、合宿。
相変わらず朝遅刻間際にくる彩チャン。
こちとら、選手より早くきてすでに荷物運び終わってんねん。
行きたくねーな。
「はぁあぁあああああああぁ。」
及川「え、なになに？どうしたの？(名前)ちゃん！」
そうそう、そう言えば、この数週間彩が何も問題起こしてくれなかったせいか、1軍のメンバーが私を信用したみたいでさ。
そのせいで、苗字から名前で呼ばれるようになっちゃってんだよね。
簡単に信用してくんなし。
ちなみに、朝練がある時はたまに国見くんと金田一くんがサーブ練習とかレシーブ練習付き合ってくれるようになって、変な信頼関係生まれちゃってんだよね。
だから、何度も言うけど、思ってたのと違うよ。
「まぁ、会いたくない人に会わないといけないって思うと憂鬱ですよね。」
松川「花さん、この子勝手に1人で自己完結させちゃってるわ〜」
花巻「そうね〜全くどうしちゃったのかしらね、松さん」
なんか、最近この2人の茶番をよく見るようになったわ。
及川「俺も、ウシワカ野郎なんかに会いたくない！！！」
岩泉「うっせーぞ、及川！」
及川「っ！っ痛いなー！岩ちゃん暴力反対！！！」
岩泉「うるせぇ！！！早くバス乗れ。」
及川「ウッス。」
うん、この阿吽コンビのコントも見飽きたよ。
ていうかさ、最近彩はなんで私に手だして来ないの？逆に不気味なんだけど。
まぁ、バス乗ろ。
？！
え、君がなぜ私の隣なの？？？＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿彩ちゃん。
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作者名：椿 | 作成日時：2020年5月3日 21時
