六話 ページ6
径「…そんな目で見られたら…会社に…行けません…」
熱く潤む、径の瞳に…吸い込まれそう…
…胸の鼓動が、痛いくらいに速くなる…!
そっ、そんなコト言われても…どーしたらいいのっ!?←笑
思わず俯いて、顔を赤くするあたしを見て…径はクスリと笑った…
径「…続きは…帰ってきてからにしましょうか…笑」
そう言った径の瞳が、意味ありげに揺れて…あたしは更に、顔を赤くした…!
A「も、もぉ…、径の…えっち!!」
慌てるあたしの顔を、楽しそうに覗きこむ径…
…やっぱり…ドS なんだからっ!!←笑
抱き抱えたきいにふんわり笑いかけてから、径はそっと…きいの柔らかい身体をあたしに預けた…
…ごめんね…きい…笑
パパと朝から…こんなコト…←笑
径「…では…行ってきますね…」
そう言って、キレイな指先で眼鏡を少し上げながら…径は玄関ドアをあけようとした…
ちょうどその時…
ピンポーン♪
鳴り響く、インターフォンの音…
…こんな朝早くに、誰だろ…?
径もそう思ったのか…首を傾げて、あたしを振り返る。
径「…はい…」
径が扉を開けると、そこには…
一人の女性が…立っていた…
「あ、おはようございます♪」
径「…どちら様ですか…」
「朝早くからすみません…私、隣に越してきた、西園寺と申します♪」
…きいを抱きながら、径の肩越しにドアを覗きこむ…
…お隣さん、かぁ…
西園寺さん…と名乗るその女性…ちょっと離れて見ても、スラッとしていて、知的な感じの漂う女の人…
目鼻立ちがはっきりしていて…ナチュラルなメイクが上品な感じを際立たせてる…
径「…そうですか…榎本です…」
「主人と二人で住む予定なんですが、出張が多いもので…本日は私だけでもご挨拶をと思いまして…」
そう言って、キレイな笑顔で径に笑いかける…
丁寧な言葉使いが、好感のもてる感じ…だけど…
径のコト…ジロジロ見すぎじゃない…?←笑
上目使いで、下から径を見上げる彼女に…なんだか少し…胸騒ぎがする…
あたしも慌てて、径の隣に寄り添い挨拶をする。
A「あ、よろしくお願いします…」
径の隣に寄り添うあたしに、彼女はちょっと意外そうに呟いた。
「あ、ご結婚…されてるんですね…」
…やっぱり…なんだか…イヤな予感がする…←笑
あたしは思わず…径のカーディガンの袖口をギュッと掴んだ…
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青(プロフ) - 凛ちゃんさん» ひとつでも得意なものがあればいいんだよ☆がんばったんだから大丈夫♪自信持って!! (2013年6月30日 9時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - 凛ちゃんさん» 凛ちゃん♪テストお疲れ様でした(´Д`)がんばったね♪ (2013年6月29日 23時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - 智loveさん♪ありがとう(>.<)今書いてるお話しが終わったら…番外編…書きますね♪待っててね~♪ (2013年6月9日 12時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
智love - 続編つくってほしいです!待ってます! (2013年6月9日 1時) (レス) id: 1d7a8ce039 (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - 凛ちゃんさん» お~♪りょーかいしました♪テスト、がんばってね(>.<) (2013年6月6日 14時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青 | 作成日時:2013年3月8日 23時