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四十五話 ページ45

A「えっ!?おっ、お引っ越し…ですか…?」

西園寺「ええ♪主人の出張期間が終わって、今度は本社勤務になったんです♪それで、会社の近くに引っ越すことに…♪」

…そーいえば、西園寺さんのおウチから、男の人の声が聞こえてくる…
…旦那さん…ちゃんといたんだ…(笑)

A「…ずいぶん…急なんですね…」

西園寺「ええ♪主人が、早い方がいいって…」

肩をすくめながら、嬉しそうに微笑む西園寺さんは、なんだかいつもより女の子っぽく見えて…ちょっと…ホッとする…

…別に、径のことが、好きなワケじゃなかったんだ…
旦那さんがいなくて、寂しかっただけだったのかな…?

西園寺さんにつられて、思わずあたしも笑みが溢れる…

そんなあたしを見て、西園寺さんは俯きながら…上目使いであたしを覗きこむ…

西園寺「…あの〜、Aさん?」

A「はい?」

西園寺「…あたし、ちょっとAさんに…伝えたいことがあって…」

そう言って、言いづらそうに…あたしの隣にいる径をチラリと見る…
そんな西園寺さんの視線に気づいたのか…

径「…僕、先に下に行ってますから…」

黒ブチの眼鏡を指先でおさえ…きいを抱いて先にエレベーターに乗り込んでしまった…

…えっ!?そんな…西園寺さんと、二人っきり!?
しかも…伝えたいこと…!?
…なんか…怖いよ〜!!←笑

…西園寺さんと、向かい合ったまま…思わずモジモジするあたし…

いざ西園寺さんを前にすると…本当にキレイな顔立ちをまっすぐ見れない…←え〜っ!?笑

西園寺「…Aさん…ゴメンなさいっ!」

A「…へっ?」

西園寺「…あたし、Aさんのこと、嫌いで…」

A「…へっ!?」←笑

…なかなか、ないよ…面と向かって嫌いって、言われるの…笑

…あたし…西園寺さんに、なんかしたのかなぁ…←ずいぶん、呑気ですね…(笑)

唖然とするあたしに、西園寺さんは慌てて手をヒラヒラと振る…

西園寺「嫌いって、そーゆー意味じゃなくて…その、ヤキモチってゆーか…羨ましいって、思っちゃって…」

…え?…ヤキモチ…?

申し訳なさそうに、西園寺さんポツリと呟く…

西園寺「…あたしは主人が帰ってこなくて…寂しい思いをしてるのに…Aさんは、径さんもきいちゃんもいて…楽しそうに暮らしてる…だから、ちょっと嫌がらせしたくなっちゃって…ほんと、ゴメンなさいっ!」

…ちょっと…嫌がらせって…
…自覚して、やってたのね…←(笑)

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(プロフ) - 凛ちゃんさん» ひとつでも得意なものがあればいいんだよ☆がんばったんだから大丈夫♪自信持って!! (2013年6月30日 9時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 凛ちゃんさん» 凛ちゃん♪テストお疲れ様でした(´Д`)がんばったね♪ (2013年6月29日 23時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 智loveさん♪ありがとう(>.<)今書いてるお話しが終わったら…番外編…書きますね♪待っててね~♪ (2013年6月9日 12時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
智love - 続編つくってほしいです!待ってます! (2013年6月9日 1時) (レス) id: 1d7a8ce039 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 凛ちゃんさん» お~♪りょーかいしました♪テスト、がんばってね(>.<) (2013年6月6日 14時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2013年3月8日 23時

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