四十話 ページ40
…径ときいがお風呂に入ってる間に、あたしはいつものように洗いものを済ませる…
…径ときいのお風呂タイムは、約30分…
その間にあたしは…洗濯した径のワイシャツにアイロンをかけるのが日課なんだけど…
今日に限って、洗いものが終わるとすぐに、洗面所からあたしを呼ぶ径の声…
…ん?どーしたんだろ…?
径の声に…あたしはパタパタと、洗面所に向かった…
洗面所を覗くと、そこにはきいを抱っこしたまま…少し困ったように笑う、お風呂上がりの径…
A「径?どーしたの?」
径「…それが…お風呂の最中に…きいが寝てしまって…」←笑
…温かいお風呂に浸かって…よほど、心地良かったのか…径の腕の中で、スヤスヤと可愛い寝息をたてるきい…
A「ふふ♪きいってば…」
径にそっくりの、形のいいおでこをそっと撫でながら…あたしはそっと、きいを抱きかかえる…
A「寝かせてくるね…」
寝室に置かれた、ベビーベッドにきいを寝かせながら…あたしはそっと、呟いた…
A「…ママが、きいに心配ばっかりかけるから…疲れちゃったのかな…笑」
…ツラい時、悲しい時、いつもそばにいてくれる…きいのぬくもりに、ママはいつも…助けられてばっかりだよ…
A「…ありがと…きい…」
そう呟いて…あたしはきいに布団をかけた…
…すると…寝室のドアを開ける…径の姿…
径「…きい…寝てる…?」
A「…うん♪疲れちゃったのかな…よく、寝てるよ♪」
…さ、アイロンがけ…終わらせないと…
そう思いながら、あたしが寝室をでようとすると…!
…突然…!
にっこり笑いながら…あたしの手を握る径…!
A「えっ!?け、径?」←笑
径「…こっち、おいで…」
…優しく手を握り…首を傾げてあたしを覗きこむ、径の眼差しは…ちょっと甘えたように…艶やかに煌めいていた…
…こ、これって…!?
…ちょっと…いや、かなり…ドキドキしながら…あたしは径に手を引かれるまま…リビングに連れていかれる…
径「…座って…」
…そのまま、借りてきたネコみたいに大人しく…(笑)
あたしはちょこんと、ソファに腰かける…
…隣に座る…径の顔が、なんだか恥ずかしくて…見れなくて…あたしは思わず、俯いた…
そんなあたしの胸の内を…知ってるかのように…径は艶っぽく輝く瞳で…あたしを見つめてくる…
…そっ、そんなに…見ないでよ〜っ!!←笑
…ますます下を向くあたしに…径はイタズラっぽく微笑み…首筋に、唇をよせた…!
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青(プロフ) - 凛ちゃんさん» ひとつでも得意なものがあればいいんだよ☆がんばったんだから大丈夫♪自信持って!! (2013年6月30日 9時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - 凛ちゃんさん» 凛ちゃん♪テストお疲れ様でした(´Д`)がんばったね♪ (2013年6月29日 23時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - 智loveさん♪ありがとう(>.<)今書いてるお話しが終わったら…番外編…書きますね♪待っててね~♪ (2013年6月9日 12時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
智love - 続編つくってほしいです!待ってます! (2013年6月9日 1時) (レス) id: 1d7a8ce039 (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - 凛ちゃんさん» お~♪りょーかいしました♪テスト、がんばってね(>.<) (2013年6月6日 14時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青 | 作成日時:2013年3月8日 23時