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三十五話 ページ35

…径の胸に飛び込んだ、あたしの身体を…径は優しく抱きしめてくれた…

径「…ごめん…」

耳元で囁かれた…径の言葉に…あたしは思わず、涙で濡れた顔をあげる…!

A「なっ、なんで…径が、謝るの?」

径「…僕のことで、泣いてますよね…」

径は、その瞳を切なそうに揺らめかせて…そっと、目を伏せた…
意外に長い睫毛が、その瞳に影を落とす…

…違う…径が、悪いんじゃない…!

瞳からハラハラと流れる涙を拭いながら…自分の気持ちを言おうとするけど…上手く言葉で伝えられない…!

A「…ちっ、がうの…あたしが、子供だから…あたしが、径のこと…好き…だから…」

こみ上げる涙のせいで、全然上手く…話せない…

そんなあたしの頬を…径のおっきくて、キレイな手が、そっと…包み込む…

径「…分かったから…もう、黙って…」

…そう言うと…径は…狂おしそうに目を細めて…あたしの唇に、少し強引に…唇を、重ねた…

A「…ん…」

…いつもとは違う…荒々しくて…強引なキスに…身体の力が抜けそうになって…あたしは径の腕をギュッと掴んだ…

…そんなあたしに気づいたのか…少しだけ唇を離し…あたしを見つめる径…

その瞳は艶っぽく濡れていて…その瞳がまた、煌めいたかと思うと…キスは…繰り返し…繰り返し…甘さを増して、あたしの唇に降りてくる…

A「…っ、け、い…ココ…外、だよ…」

…狂おしい、キスの合間に…そう呟くけど…径は構わず…甘くて溶けちゃいそうなキスを、止めてはくれない…

腰に回された手と…頬に触れる手のひらから伝わってくる熱い体温に…あたしはどうにかなりそうになる…

A「…け、い…」

径「…そんな顔されたら…キスだけで…終われません…」

…そう言って、径は…あたしの首筋に…唇を、寄せた…
突然の首筋への甘いキスに…あたしの心臓が悲鳴をあげる…!

…ちょ、け、径!!
いくらなんでも…ココでは、さすがにマズイでしょーよっ!!

A「ちょ、径!ま、待って!!」

…首筋への甘いキスの感覚に、負けそうになりながら…(笑)
あたしは慌てて…径の腕の中から脱け出す…!

径「…なんで?」

…ちょっと、ズレた眼鏡をキレイな指先で直しながら…径は不思議そうに、あたしに問いかける…←笑

A「なっ、なんでって…なんでも!!」

もぉ〜!!なんで?じゃないよ〜!
ダメに…決まってるじゃん!!

真っ赤になりながら…径を見つめると、径は涼しげな瞳を輝かせて…クスリと笑った…

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(プロフ) - 凛ちゃんさん» ひとつでも得意なものがあればいいんだよ☆がんばったんだから大丈夫♪自信持って!! (2013年6月30日 9時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 凛ちゃんさん» 凛ちゃん♪テストお疲れ様でした(´Д`)がんばったね♪ (2013年6月29日 23時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 智loveさん♪ありがとう(>.<)今書いてるお話しが終わったら…番外編…書きますね♪待っててね~♪ (2013年6月9日 12時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
智love - 続編つくってほしいです!待ってます! (2013年6月9日 1時) (レス) id: 1d7a8ce039 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 凛ちゃんさん» お~♪りょーかいしました♪テスト、がんばってね(>.<) (2013年6月6日 14時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2013年3月8日 23時

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