三十一話 ページ31
A「も〜!ねっ!!ヒドイでしょ!!ねっ!!」
…注文した…フレンチトーストを食べるのも忘れて…あたしはフォークを握りしめながら、テーブルを叩く…←笑
「ま、まあまあ…A…落ち着いて…笑」
あたしをなだめる、元同僚の言葉を聞きながら…あたしはやっと…フレンチトーストを口にいれた…
…うん…美味しい…♪←単純(笑)
…この間の、ネクタイの一件…西園寺さんのことで…あたしは元同僚に話しを聞いてもらっていた…
最近できた、フレンチトースト専門のカフェ…
可愛らしい雰囲気の店内には不似合いな、あたしの膨れっ面に…元同僚は、困ったように笑った…
A「…わざわざ、ネクタイなんて…あげる?
しかも…径も、それを貰っちゃうなんて…」
「うーん、確かに…やりすぎとゆーか、下心…ありそうだよね…」
ホットコーヒーを熱そうに飲みながら…元同僚はあたしの言葉に耳を傾ける。
「でもさ!ほら、径くんは全く興味ないんでしょ!?じゃ、安心じゃないの♪」
A「そーだけど…」
で、でもっ!あたしがこんなに心配してること…ぜんっぜん、分かってくれないんだもん…
おまけに…あたしのヤキモチを、笑ったりして…←笑
あの時の…あたしの顔をイタズラっぽく覗きこむ、径の瞳を思い出して…なんだか、複雑な気持ちになる…
径は…あたしがどんなに径のことを想ってるのか…全然、気づいてないんだもん…
「とにかく!あんまり気にしない方がイイよ…それに、Aはお人好しすぎ!!」
A「…お、お人好し!?」
膝の上に座る、きいをあやしながら…あたしは首を傾げる…笑
「そう!お隣さんだからって、家にあげちゃうなんて…ダメ!!…それに、そんな人が、イイ人なワケ…ないでしょっ!!」
A「…ハ、ハイ…」←笑
元同僚に叱られ、思わず肩をすくめるあたし…
…確かに…強引に家にあがられちゃったけど…お茶まで、出しちゃったし…笑
…径との馴れ初めまで話しちゃうなんて…あたしって…ほんと、お人好し…かも…←そーです!笑
「もう、お隣さんとは、関わらないようにすることだよ!イイ?」
A「…うん…分かった…」
フレンチトーストを口に運び、あたしは小さく頷いた…
…なるべく、西園寺さんのこと、気にしないように…関わらないように…しよう…!
きいの、小さくて柔らかい身体を抱きしめながら…あたしはそう…心に決めた…
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青(プロフ) - 凛ちゃんさん» ひとつでも得意なものがあればいいんだよ☆がんばったんだから大丈夫♪自信持って!! (2013年6月30日 9時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - 凛ちゃんさん» 凛ちゃん♪テストお疲れ様でした(´Д`)がんばったね♪ (2013年6月29日 23時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - 智loveさん♪ありがとう(>.<)今書いてるお話しが終わったら…番外編…書きますね♪待っててね~♪ (2013年6月9日 12時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
智love - 続編つくってほしいです!待ってます! (2013年6月9日 1時) (レス) id: 1d7a8ce039 (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - 凛ちゃんさん» お~♪りょーかいしました♪テスト、がんばってね(>.<) (2013年6月6日 14時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青 | 作成日時:2013年3月8日 23時