三十話 径 ページ30
…ちょっと、からかいすぎたかなぁ…笑
翌朝も、ほっぺを膨らませながら唇を尖らすAの顔を見て…思わず微笑んでしまったけれど…
そんな僕を見て…Aは余計…怒ったっけ…笑
…だって、そんなAもとても可愛くて…抱きしめたいくらい可愛くて…仕方ないんだ…
…だから…たまに…そういう顔をさせてみたくなる…←ほんと、ドS ですね…榎本さん…(笑)
…いつもの僕の作業デスクに座り、錠と鍵を磨きながら…僕はぼんやりと思う…
…ヤキモチを妬くA…
本当に…可愛い…♪
君が僕のことを…ヤキモチを妬くくらい好きだなんて…考えるだけで…どうしようもないくらい…愛しさが、込み上げてくる…
僕だって…君と同じくらい…
いや…君が思うよりも…僕はAのことを、本当に…愛しているよ…
昨夜だって…ヤキモチを妬くAを…抱きしめて…押し倒して…僕のものに…してしまいたかった…けど…
…まだ、きいが…起きてたし…笑
この間から、僕がどれだけそう思ってるか…Aは全然、気づいてないみたいだけど…
…きいが起きてしまったあの日から…僕はずっと、おあずけをされてる状態なわけだし…←榎本さ〜んっ!!笑
このままじゃ…おかしくなりそう、だ…←えっ、榎本さ〜んっ!!笑
径「…A…」
…思わず…愛しい君の名前を、呟いてみる…
その名前を口にしただけで…Aの愛しい姿を思い出し…僕の心臓の鼓動は…予想外に、速くなる…
こんなにも…好きで、好きで、仕方ない…
君は…気づいて、ないよね…
僕がこんなに…焦がれるほど…君を愛しているなんて…
自分の気持ちに妬いてしまうくらい…君を、想っているよ…
…ヤキモチ…かぁ…
錠を磨く手を止めて…僕はふっと思い出す…
…隣の西園寺さん…
御礼だと言って…ネクタイを渡してきたけれど…
どうも、気になる…
ただ、防犯システムの取り付けに行っただけなのに…
…僕に執着している…というよりは、なんだか…Aの方に執着しているみたいだ…
…わざと…Aを煽っているような…そんな気さえ、するのだけれど…
…少し、気になる…
眼鏡のフレームを、指先で少し触りながら…僕は改めて考えを巡らせた…
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青(プロフ) - 凛ちゃんさん» ひとつでも得意なものがあればいいんだよ☆がんばったんだから大丈夫♪自信持って!! (2013年6月30日 9時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - 凛ちゃんさん» 凛ちゃん♪テストお疲れ様でした(´Д`)がんばったね♪ (2013年6月29日 23時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - 智loveさん♪ありがとう(>.<)今書いてるお話しが終わったら…番外編…書きますね♪待っててね~♪ (2013年6月9日 12時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
智love - 続編つくってほしいです!待ってます! (2013年6月9日 1時) (レス) id: 1d7a8ce039 (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - 凛ちゃんさん» お~♪りょーかいしました♪テスト、がんばってね(>.<) (2013年6月6日 14時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青 | 作成日時:2013年3月8日 23時