二十六話 ページ26
『…正直、分かりません…僕が、鍵以外で初めて興味をもったのは…貴女、だけ…ですから…』
…もぉ…径ってば…♪
…昨夜…径に言われた言葉を思いだし…一人ニヤニヤするあたし…
…朝、仕事に行く径を見送った後、あたしはふわふわした気持ちで洗濯物を干していた…
…径って、普段あんまり喋らないし…自分のこと、言わないけど…
たまに、本人は気づいてないみたいなんだけど…ドキッとすること…言うんだもん…
しかも…あたしが一番欲しかった言葉…
『僕が…興味があるのは…貴女、だけ…』
なんて…
もぉ…径………好き♪←笑
あたしは堪らなくなって…思わず濡れたままの径のワイシャツを抱きしめる…
A「つ、冷たい…!」←何してんですか…笑
…そんなあたしを見て…窓の奥からきいが楽しそうに、笑った…
…あたし、幸せ…だなぁ…♪
…幸せを噛み締めながら…あたしは洗濯物を片付けた…
………午前中の家事をすませて、きいとお昼ご飯を食べて、きいのお昼寝の時間…
きいと添い寝しながら…あたしもちょっとひと休みするのが、毎日の日課…♪
いつものように、きいの隣で寝転がっていると…
…ピンポーン♪
響き渡る…インターフォンの音…
ん?誰かきた…?
…すやすやと寝息を立てて眠るきいにそっと、タオルケットをかけ…あたしは慌てて玄関に向かった…
A「はいは〜い♪」
インターフォン画面を覗くと、なんとそこには…
…さ、西園寺…さん…?
A「…は、はい…」
インターフォンのマイクに向かって、あたしが返事をすると、西園寺さんは満面の笑みを浮かべて話し出す…
西園寺「こんにちは♪…ちょっと、よろしいですか?」
…な、な、なんだろう…!?←動揺しすぎです…笑
…突然の西園寺さんの訪問に、ドキドキしながら…あたしは玄関ドアを開けた…
西園寺「突然すみません♪あの、頂き物なんですけど…一人じゃこんなに食べれなくて…ケーキなんですけど…」
ケーキが入ってる小さい箱を両手に持ち、ちょっと首を傾げて微笑む西園寺さん…
相変わらず…キレイ、だなぁ…
その彼女に少し見とれながら…(笑)
あたしもつられて微笑んだ…
A「…あ、ありがとうございます…」
思わず、ケーキを受け取ってしまうあたし…←笑
そんなあたしを上目使いで見つめながら…西園寺さんはあたしの肩越しに、部屋の中を覗きこむ…
西園寺「…あの…ちょっと、お邪魔しても…いいですか…?」
A「えっ!?」
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青(プロフ) - 凛ちゃんさん» ひとつでも得意なものがあればいいんだよ☆がんばったんだから大丈夫♪自信持って!! (2013年6月30日 9時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - 凛ちゃんさん» 凛ちゃん♪テストお疲れ様でした(´Д`)がんばったね♪ (2013年6月29日 23時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - 智loveさん♪ありがとう(>.<)今書いてるお話しが終わったら…番外編…書きますね♪待っててね~♪ (2013年6月9日 12時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
智love - 続編つくってほしいです!待ってます! (2013年6月9日 1時) (レス) id: 1d7a8ce039 (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - 凛ちゃんさん» お~♪りょーかいしました♪テスト、がんばってね(>.<) (2013年6月6日 14時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青 | 作成日時:2013年3月8日 23時