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十九話 ページ19

…なんで…こんなところに、いるの…?

…西園寺さんの家の中にいる…径の姿を見て…あたしはその場から、動けなくなってしまった…

西園寺「ほんと…径さんて、凄いんですね♪」
…必要以上に、径に近づきながら…にっこりと笑う彼女を見て…思わず、息がつまりそうになる…

…な、んで…?
どう…して…?

呆然としながら、玄関ドアの前に佇むあたし…
そんな気配に気づいたのか…
西園寺さんが、何気なく視線をあげた…!

西園寺「あ…Aさん…♪」

にっこり微笑む彼女と目が合い、あたしは思わず…視線をそらした…

A「…あ、こんにちは…」

あたしの声に気づいて、径はドア越しにひょっこり顔を覗かせた…

思わず、径のそばに駆け寄るあたし…

A「…径…どーしたの?」

西園寺「ウチの鍵、新しいのに取り換えて貰おうかと思って♪」

あたしの問いかけに、なぜか嬉しそうに答える西園寺さんに…ちょっとムッとする…←笑

…てゆーか…あたしは径に話しかけてるんだけど…!!←笑

そんなあたしの胸の内を、知ってか知らずか…
涼しげな顔で、サラリと呟く径…

径「会社に依頼の電話が入ったんです…セキュリティシステムの取り付けについて…」

…そっ、それは、分かったけど…!
なんで、径が来たの?
防犯システムは、径の担当じゃないって言ってたのに…

西園寺「セキュリティシステムの会社に勤めてらっしゃるって、以前Aさんから聞いてたから…電話してみたんです♪ほら…ウチ、主人があんまり家に帰って来ないから、一人だと怖くて…どうせだったら、榎本さんにお願いしたくて…」

そう言って、肩までの髪をかきあげながら…楽しそうに笑う彼女…

西園寺「…径さん、すぐに来ていただいて…助かりました♪」

…てゆーか…なんで、「径さん」…なワケ…!?
榎本さんで…よくない!?←あ、怒ってます?笑

A「…そ、そうなんだ…」

西園寺さんの話しも、あたしの声も、耳に入ってないみたいに…黙々と作業を続ける径…
真剣な眼差しで、忙しなく手を動かしている…←え、榎本さん…それどころじゃないですよ…笑

…もう…径の…径の……バカッ!!←笑

A「…じゃ、あたしはこれで…」

…径の顔も…西園寺さんの顔も見ずに、あたしは急いでその場を後にした…

これ以上ここにいたら…自分がどんどんイヤな女の子になっちゃうみたいで…
慌てて…逃げ出した…

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(プロフ) - 凛ちゃんさん» ひとつでも得意なものがあればいいんだよ☆がんばったんだから大丈夫♪自信持って!! (2013年6月30日 9時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 凛ちゃんさん» 凛ちゃん♪テストお疲れ様でした(´Д`)がんばったね♪ (2013年6月29日 23時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 智loveさん♪ありがとう(>.<)今書いてるお話しが終わったら…番外編…書きますね♪待っててね~♪ (2013年6月9日 12時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
智love - 続編つくってほしいです!待ってます! (2013年6月9日 1時) (レス) id: 1d7a8ce039 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 凛ちゃんさん» お~♪りょーかいしました♪テスト、がんばってね(>.<) (2013年6月6日 14時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2013年3月8日 23時

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