十八話 ページ18
…いつものように、リビングのソファに座りながら…きいをあやすあたし…
…昨夜は…すっごい…ドキドキ…した…
『…どうなっても…知りませんからね…』
そう言って、ちょっと強引に重ねられた唇に…胸元をなぞる優しい指先に…
あたし…心臓が飛び出ちゃうかと、思ったんだから…
いつもと違う…余裕のない、径の艶っぽく濡れた瞳を思い出し…顔が熱くなる…
…何度甘い夜を迎えても…慣れることなんて、全然なくて…
径に抱きしめられる度に、あたしの胸は張り裂けそうになる…
…どうしてこんなに…ドキドキしちゃうんだろう…笑
…昨夜だって…
そんなことをぼんやり思いながら、きいを見つめる。
…ちょっと…イイトコロ…だったんだけどなぁ…←笑
…ちょっと唇を尖らせながら、きいを見つめるけど…
きいはきゃっきゃと嬉しそうに笑ってる…
A「もぉ♪きいってば…♪」
思わず、笑いながらその柔らかくて小さな身体をギュッと抱きしめる…
きい「ママ〜♪」
その笑顔に、自然にフワンと顔がほころぶ…
…もぉ…そんな顔されたら…敵わないよ〜♪←デレデレですね…笑
…昨夜は…きいが起きちゃって…径との甘い夜はおあずけになっちゃったワケだけど…笑
…まぁ…いいかっ…♪←笑
そんな風に、のんびりした午後を過ごした後、あたしは夕飯の買い物に行く為に準備をした。
身支度を整えて、きいをベビーカーに乗せる。
A「じゃ、きい♪行こっか!!」
ご機嫌のきいを乗せたベビーカーを押しながら、玄関ドアを開ける…
…ふと…お隣さん、西園寺さんの家を覗くと…玄関ドアが少し開いていて…
話し声が、聞こえてくる…
…お隣さん…お客さんでも来てるのかなぁ…
…あれ以来、西園寺さんとは顔を合わせてない…
でも…また一緒に買い物に着いてこられて…径の話しとかされたら…気まずいし…笑
あたしはそそくさと、西園寺さんの家の前を通りすぎようと、した…
次の瞬間…
西園寺「スゴ〜イ♪径さん♪よく知ってらっしゃるんですね♪」
…………ん?……径さん…!?
ドアの奥から聞こえてくる西園寺さんの甘えたような声に…あたしは思わず、足を止める…
…い、今…径の名前…言ってなかった…!?
…イケナイとは思いながらも…あたしは思わず、ドアの向こうを覗きこんだ…
…そこには…
A「…け…け、い…!?」
…青い制服を着て、ドアの鍵穴を見つめる…
あたしの大好きな…愛しい、径の姿を見つけた…
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青(プロフ) - 凛ちゃんさん» ひとつでも得意なものがあればいいんだよ☆がんばったんだから大丈夫♪自信持って!! (2013年6月30日 9時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - 凛ちゃんさん» 凛ちゃん♪テストお疲れ様でした(´Д`)がんばったね♪ (2013年6月29日 23時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - 智loveさん♪ありがとう(>.<)今書いてるお話しが終わったら…番外編…書きますね♪待っててね~♪ (2013年6月9日 12時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
智love - 続編つくってほしいです!待ってます! (2013年6月9日 1時) (レス) id: 1d7a8ce039 (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - 凛ちゃんさん» お~♪りょーかいしました♪テスト、がんばってね(>.<) (2013年6月6日 14時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青 | 作成日時:2013年3月8日 23時