十三話 ページ13
…あたしはドキドキしながら、ゆっくりと動く…径の唇を見つめた…
その唇から…意外な言葉が、綴られる…
径「…そう、なんですか…?」
A「…は?」←笑
径「…すみません…顔、よく覚えていないもので…」
そう呟くと、径は二つ目のカニクリームコロッケを美味しそうに頬ばる…
…お、覚えてない…って、え〜っ!?な、なんで!?
あたしは思わず、食いぎみに径に問いかける!
A「おっ、覚えてない…って…顔、見たんだよね!?」
径「…はい…見ましたけど…それが、何か?」
←榎本さん…さすがです…笑
径の予想外の反応に…慌てるあたし…笑
そんなあたしをキョトンとした顔で見上げるきい…笑
A「…キ、キレイな人だったじゃない!?」
…あたしの熱の入った質問に…(笑)
径は困ったように…首を傾げて、笑う…
径「…興味、ありませんから…」
そのふんわりした微笑みに、またしてもドキッとしてしまう…←笑
……径…♪
…良かった…♪
…鍵にしか、興味がなくて…(笑)
A「…そっかぁ♪」
あたしは心の底からホッとして…腕の中にいるきいに笑いかけた…
…良かったね…きい♪
そんなあたしの気持ちが伝わったかのように、弾ける笑顔であたしを見上げる…きいの澄んだ瞳…
そんなきいの瞳を見つめていると…
径「…ごちそうさまでした…」
キレイにカニクリームコロッケをたいらげ、きちんとお辞儀をする径…笑
結婚しても、こうしてきちんと…ごちそうさまって、言ってくれる…径の律儀で可愛いトコロ…大好き…♪
そんな可愛い径…いつまでも、見ていたい…
径の横顔を見つめるあたしに…径はクルリと、あたしの方に向き直る…
正面から…径のまっすぐな瞳に見つめられて…思わず、息をのむ…!
そっ、そんな、いきなり…見つめないで…笑
径「では…入りましょう…」
A「…えっ!?」
径「お風呂ですよ…」
ちょっ、け、径!?いきなり、そんなっ!?←笑
顔を真っ赤にして俯くあたしを、覗きこむ…径の潤んだ瞳…
径「…早く…」
耳元で囁かれる、その低くて甘い声に…身体が反応する……
そんな甘い声…反則、だよ…
…径のキレイな指先が、そっと胸元にのびてくる…
あたしはたまらなくなって、ギュッと…瞳を閉じた…!
…次の瞬間…
…ふわりと、腕が軽くなる…!
………あ、あれ…?
径「お風呂…パパと入りましょう…」
そう言って、きいを抱き上げる…径…←笑
…あたしはイスから…落ちそうになった…笑
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青(プロフ) - 凛ちゃんさん» ひとつでも得意なものがあればいいんだよ☆がんばったんだから大丈夫♪自信持って!! (2013年6月30日 9時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - 凛ちゃんさん» 凛ちゃん♪テストお疲れ様でした(´Д`)がんばったね♪ (2013年6月29日 23時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - 智loveさん♪ありがとう(>.<)今書いてるお話しが終わったら…番外編…書きますね♪待っててね~♪ (2013年6月9日 12時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
智love - 続編つくってほしいです!待ってます! (2013年6月9日 1時) (レス) id: 1d7a8ce039 (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - 凛ちゃんさん» お~♪りょーかいしました♪テスト、がんばってね(>.<) (2013年6月6日 14時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青 | 作成日時:2013年3月8日 23時