58話 ページ9
…真っ暗な衣装部屋の中で、沢山の衣装に埋もれたまま…慌てる健太くんが…おかしくて…
あたしは…笑いが、止まらない…笑
健太「…まったく、人の気も知らねーで…」
そう言ってため息をついて、肩を落とす健太くん…
…やっぱり、カワイイ…♪
健太「で、なんでこんなトコにいんだよ…?」
片手で、かったるそうに頭を掻きながら…健太くんはあたしに問いかける…
…健太くんに…会いたくて…
なんて、言ったら…怒られるかなぁ…
そう思うと、なんだか言い出せなくて…口ごもるあたし…
そんなあたしを見て…健太くんは言いづらそうにポツリと、呟く…
健太「…なんか…あったのかよ…」
心配そうにあたしを見つめる、健太くんの瞳が不安げに揺れる…!
あたしは慌てて(笑)両手をブンブンと振りながら答える。
A「あっ、ち、違うのっ!!なんにもないの!!……ただ…その…健太くんに、会いたくなっちゃって…」
健太「…は?」←笑
…子供じゃあるまいし…そんな理由で仕事先まで来るなんて…呆れる…よね…
…でも…
あたしは俯きながら、ポツリと呟いた…
A「…どーしても…健太くんに…会いたくなっちゃったんだもん…」
…一瞬の、沈黙の後…あたしの身体は、力強い健太くんの腕に引き寄せられる…!
健太くんに優しく抱きしめられて…あたしの心臓は、ドキリと音を立てる…!
…耳元に囁かれる、健太くんの甘く響く低い声…
健太「…ばか…そんな顔で…そんなコト…言うなよ…」
…健太くんのおっきな手が、あたしの頬に触れる…
ドキドキしながら顔をあげると…そこには…艶っぽく光る、健太くんの甘い眼差し…
その瞳が、ゆらりと揺らめいたかと思うと…
健太くんの唇が…あたしの唇に、重なった…!
腰に回された、優しい手とはうらはらに…健太くんのキスは…情熱的で…息が、止まりそう…
健太「…俺、もう…我慢とか…無理…」
…あたしの唇から離れた…健太くんの唇は、あたしの顎に触れ…首筋に触れる…
A「けっ、健太くんっ!?」
…まっ、まさか…こんなトコでっ!?←笑
慌てるあたしに構わず、健太くんの手はあたしのニットを器用に捲る…!
…素肌に、健太くんの熱い手のひらを感じ…あたしは思わず、口元をおさえる…
…首筋に降りてくる、健太くんの甘いキスと…耳元をくすぐる熱い吐息…
…健太くんが…あたしが動く度に、衣装に掛かったビニールが擦れる音だけが聞こえて…
あたしの心臓は破裂しちゃいそう…
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青(プロフ) - さおりさん» さおりさん♪イッキ読みしてくれて(笑)ありがとうございます♪ほんっとに嬉しいです♪続編、そろそろ書きたいと思います(*^O^*)待ってて下さいね!! (2014年1月10日 23時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
さおり(プロフ) - 読んでてすごくキュンキュンしました/////イッキ読みしちゃいましたw続編楽しみにしてます!! (2014年1月9日 0時) (レス) id: 2d6b95c3ce (このIDを非表示/違反報告)
たなまる(プロフ) - はい!楽しみにしてます!( ´ ▽ ` )ノ (2013年8月4日 9時) (レス) id: f774d04b81 (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - たなまるさん» たなまるさん♪ありがとうございます☆とっても嬉しいです(*^O^*)続き、書く予定です…もうちょっとしたら(笑)待ってて下さいね~!! (2013年8月3日 14時) (レス) id: 0985fba5cd (このIDを非表示/違反報告)
たなまる(プロフ) - 本当にこの作品大好きです!是非続きが見たいです! (2013年8月3日 0時) (レス) id: f774d04b81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青 | 作成日時:2013年1月13日 12時